スバルのSTIギャラリーが1月6日リニューアルオープン。コンセプトは「ユーザーと一緒に作り上げる」

スバルのSTIギャラリーが1月6日リニューアルオープン。コンセプトは「ユーザーと一緒に作り上げる」

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■平成の30年はSTIにとって挑戦の年月
映画やドラマなどの舞台やロケ地となった場所が、聖地と呼ばれファンが多く訪れています。そういった聖地はクルマにもあるのはご存じでしょうか。

クルマにおいて聖地と呼ばれる場所は、主に生産される(過去に生産されていた)工場や創立地など多いです。数多くある国産車メーカーの中で最も多く聖地巡礼をするのが「スバリスト」と呼ばれるスバル車オーナーかもしれません。

スバル車の聖地と言われているのが本工場のある群馬県太田市スバル町1-1。そしてその正門前にある和菓子屋の伊勢屋でしょう。休日はもちろん、平日でも伊勢屋で販売されているスバル最中を求めて、全国からスバリストがやってきます。

そして、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(以下STI)の聖地が三鷹にあるSTIギャラリーです。このSTIギャラリーは約10年前にオープンし、日本国内だけでなく、海外からも多くのSTIファンが訪れて聖地と言われているのです。

今回、このギャラリーが1月6日のリニューアルオープン前にメディア向けの内覧会が行われました。

STIは1988年4月、昭和最後の年に創立され今年で30周年を迎えました。STIの事業の3つの柱として、第1にモータースポーツ事業。そして第2がコンプリートカーのSシリーズをはじめとした特装車事業。そしてスバル車に装着することで「運転する愉しさ」が高まる部品事業をコア事業としてスバルとともに歩んできた会社です。

今回リニューアルされたギャラリーにはWRC(世界ラリー選手権)をはじめ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどSTIが参戦した様々なカテゴリーのレーシングカーとともに、数々のトロフィーが飾られこれまでのSTIのチャレンジの足跡がわかるようになっています。

STIの最初のチャレンジは1989年に行われた初代レガシィによる10万km世界速度記録でした。そして、翌年1990年にはWRC(世界ラリー選手権)のサファリラリー参戦。2008年に撤退するまでの19年間に3回のマニュファクチャラーズタイトル、3人のチャンピオンドライバーを輩出しました。

そして国内ツーリングカーレースの最高峰であるスーパーGTや、世界一過酷な耐久レースと言われているニュルブルクリンク24時間レースなどに参戦中です。

さらに第2の柱である特装車事業のシンボルとして、現在中古車が1000万円以上で取引されているインプレッサ22Bが展示されています。また、アルミホイールやマフラー、タワーバーなどの機能パーツも展示され、STIの主要事業を目で見て感じることができます。

平川良夫代表取締役社長は挨拶で、
「STIはスバリストと呼ばれるコアなユーザー、あるいは直近でスバル車を購入し、後からカタログなどでSTIという存在を知ったユーザーなどから大きく声援をいただいて育ってきた会社です。特にモータースポーツはユーザーとの絆を深めるために、大事なことは何かということを改めて確認し、今回のリニューアルの目的として、このギャラリーでしか体験できないもの。そしてユーザーに育ててもらった会社なので、ギャラリーはユーザーとともにこれから一つ一つ作り上げていく、その出発点としました」
と話しています。

STIの30年に及ぶ歴史がわかるだけでなく、トロフィーの一部は触ることもできるというのが新生STIギャラリーの魅力。スバル車、STI車のオーナーだけでなく、日本の自動車メーカーの挑戦の歴史としてすべてのクルマ好きに見てもらいたいと思います。

(萩原文博)

スバルのSTIギャラリーが1月6日リニューアルオープン。コンセプトは「ユーザーと一緒に作り上げる」(http://clicccar.com/2018/12/29/675118/)

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