素材を変えれば気分も変わる!来客に喜ばれるコースター6選

素材を変えれば気分も変わる!来客に喜ばれるコースター6選

@DIME アットダイム

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

1枚の板でしかないのに、どうしてここまでバリエーションがあるのだろう。コースターたちの多彩な種類にはいつも驚かされる。1枚の板というこの上なく単純な構造ゆえに、製作者も好き勝手思い思いにデザインしているように思え、使う側も楽しい気持ちになる。1セットあれば充分足りるはずだが、アロマを気分に合わせて変えるように、コースターを変えて気分を切り替えるのも悪くない。ちなみに、今回紹介するコースターはいずれも異なる素材を用いたものを集めてみた。素材を決め手に選ぶのもお勧めだ。

■コルク:捨てられる運命だったコルク栓を再利用『COASTER SET』

 

さて、考えてもらいたい。日本で1年間に消費されるワインはボトル何本だろうか?正解はというと…1億2000万本である。ということは、それと同じだけのコルク栓が毎年廃棄されていることも意味する。 『COASTER SET』は大量に廃棄されるコルク栓を資源と蘇らせることを目的に製作されたコースターセットだ。Geometric A、Bの2つのラインアップがあり、前者はキューブやドットといったどちらかというとポップな幾何学模様、後者は直線をベースにした幾何学模様のデザインをしたコースターが3枚セットになっている。色はモノトーンで統一されており、コルクの質感と相まってクールな印象を与える。3枚セットで価格は税抜1000円。「machi-ya」のHPから購入することが可能だ。

■布:東北地方の伝統技法が込められている『十布(てんぷ)』

 

グラフィックデザイナーの福田利之氏と、福島県の職人の大峡健氏によるこのコースターに使われているのは「刺子織」と呼ばれる手法である。この手法、布地に刺繍を施すことで保温性能と強度を上げるものあり、東北地方に伝わる手芸技法のひとつ。私が5年半住んでいた青森県には「こぎん刺し」という工芸があったが、これも「刺子織」の一種である。伝統手法が使われた製品というと、手がかかっていることもあり価格は高く敷居が高いイメージがあるが、これは何と言ってもコースター。サイズも限られているので結果として税抜450円と手頃な価格となっている。カラーラインナップはオフホワイト、ライトブルー、ネイビー、ブルー、レッドの全5色。「assist on」のオンラインショップから購入することができる。

■ゴム:配る姿も様になるコースター『VETRO コースタースタンド×コースター』

 

ステンレス製のコースタースタンドにラバー製のコースター、ただそれだけだ。だが、それだけだから良いのだ。それ以上であってもそれ以下であっても駄目で、コースターとして必要な要素だけ揃っているバランスが美しいと思う。コースターの方はラバー製なので滑りにくいことに加え、溝が設けられているのでコップから滴った水滴が外に漏れ出ないように工夫されている。スタンドからコースターを取り出して配る様はまるでディーラーがチップを配る様に似ている。スタンドとコースター6枚がセットになって「amazon」では5000円前後で販売されている。

■木:だまし絵の要素が面白いコースター『Table Tiles』

 

平面であるものを立体的に見せる手法はだまし絵の中でもメジャーな部類に入るが、それをコースターに反映したのがこの『Table Tiles』。ブルックリンのデザインスタジオ「Bower」による木製コースターである。本体表面に陰影を表現した模様をプリントすることで、平面よコースターでありながら、立体的なキューブに見せる仕掛けだ。複数組み合わせるとまるでキューブを積み上げているように見えるので、コースターとしての用途の他、パズルゲームとしても使えそうだ。価格は6枚セットで18ドル(約1900円)で、「AREAWEAR」のHPから購入することが可能だ。なお、同じ仕掛けを利用したパズルゲームとしてはすでに『Rocca』という製品が発売されているので、純粋にゲームを楽しみたい人はそちらをお勧めする。

■革:どこか斜に構えたコースター『PENNANT FLAG LEATHER COASTER』

 

「コースターが丸か四角だなんて決まっていないだろう!」と主張しているような、そんなフラッグ型のカタチもこのコースターが斜に構えている印象を与える。『PENNANT FLAG LEATHER COASTER』は栃木レザーを使用したコースターだ。本体表面には「DAMN IT!(なんてこった!)」「HUH?(なんだって?)」「YACK!(気持ち悪い!)」といった英単語がエンボス加工されているので、英語が通じる人、特に英語を母国語をする人に対して差し出すのは控えた方が良さそうだが、もしそうでないならスタイリッシュなデザインを楽しめそうだ。本体裏面には金色で「&NUT」とブランド名が刻印されている。カラーラインアップはチョコ、ブラウン、ブラックの全3種類で先ほどの英単語とカラーは1対1の組み合わせ。価格は税抜1200円で楽天市場から購入することができる。

■土:あっという間に水滴を吸収するコースター『soil-GEM coaster』

 

珪藻土を使用した吸湿性の高いバスマットで一躍有名になったブランド「soil」。我が家でもこのバスマットにはお世話になっているわけだが、この「soil」からはコースターも発売されている。それがこの『soil-GEM coaster』である。素材そのものを感じさせる素朴な佇まいは、無機的な印象とは無関係のところにあり、それはこの「soil」の良さだと思っているが、その良さはこのコースターでも受け継がれている。デザインはサークルとスクエアの2種類で、2個セットで価格は税抜2800円。「assist on」のオンラインショップから購入することができる。

text/Wataru KOUCHI

趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc...日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介するライター。

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