NY発のブラウニー専門店『Fat Witch Bakery』のハロウィン限定フレーバーが食べられるのは日本だけ!

NY発のブラウニー専門店『Fat Witch Bakery』のハロウィン限定フレーバーが食べられるのは日本だけ!

@DIME アットダイム

◆NY土産の定番となっているファットウィッチベーカリーのブラウニー

 観光スポットとしても人気のニューヨークのチェルシーマーケットにある「Fat Witch Bakery(ファットウィッチベーカリー)」は著名人や近くにあるGoogleの社員、日本人や韓国人などの観光客が多く訪れ、“NY土産の定番”として知られているブラウニーの専門店。

 創業者のパトリシア(パット)・ヘルディングさんは、ウォール街の証券取引所で女性初のトレーダーとして活躍していたとき、母親のレシピで作ったブラウニーを同僚に配ったところ、そのおいしさが評判となりブラウニー専門店を1998年にオープン。

 Fat Witch =太っちょ魔女というユニークな店名は、パットさんのブラウニーの大ファンだった同僚の一人に「そんなに食べたら太っちょ魔女になっちゃうわよ」とパットさんが言ったことが由来。また、あちこち飛び回る魔女は、忙しい女性の象徴でもあり、仕事や家事にがんばる女性を応援したいという気持ちも込められている。下記の画像のような可愛らしい魔女のロゴやイラスト、ハンドライティングの文字も元美術教師でもあったパットさんが手掛けたものだ。

ブラウニーはアメリカの家庭で作られる伝統的なチョコレートケーキだが、ファットウィッチのブラウニーはチョコレートケーキというより、生チョコに近い味わい。ケーキは多く空気を含むのでスポンジのような軽い感じになるが、ファットウィッチのブラウニーは他のブラウニーと比べるとチョコレートを非常に多く使用しているので、中は濃厚でしっとり、まわりはカリッとしていて食べ応えがある。

 日本でも2015年9月からオンラインストアで発売を開始し、2016年6月には京都・下鴨に実店舗「京都受け取り処」がオープン。現在、世界で2店舗しか出店していない。また東京では唯一の販売代理店として代官山にある「MATSUNOSUKE NY代官山」で常時販売(ニューヨークフレーバーのみ)している。

 日本で買えるものは、ニューヨークフレーバーと日本フレーバー、京都フレーバー、そしてハロウィン、クリスマス、バレンタインの季節限定のフレーバー。京都フレーバーはオンラインで予約はできるが、受け取りは実店舗の「京都受け取り処」でのみというレア度の高いもの。「京都受け取り処」は長時間並んだり、品切れで購入できないなどを避けるために来店も予約制になっているので、詳細は公式サイトで確認を。

日本の空気や日本人の好みに合わせて、アメリカのレシピの内容と少し変えているとのこと。ニューヨークでおいしいと思ったものでも日本で食べて見ると甘すぎたり、食べにくいと感じることもあり、そういった部分をオーナーのパットさんと話し合いながら決めているという。

「ニューヨークで食べた味をキープしつつ少し日本人の好みの味に変えている。チョコレートはサンフランシスコのチョコレートを使っているが、一部日本人になじみのあるチョコレートも足すことで風味が受け入れやすくなる。また、アメリカ人はバニラエッセンスが大好きだが日本人は苦手な人も多いので、それを少し減らすことにより、甘いけれどしつこくない感じに仕上がる。

 パットさんは日本とニューヨークの両方を食べても差異はないと言ってくれている。パットさん自身勉強熱心な方で、我々が作っておいしいとそれに合わせるとか、どうやって作るのかと訊いてくる。日本限定商品の中では、とくに柚子と抹茶とアーモンドをすごく気に入ってくれて、ニューヨークでも7月に期間限定で販売していた。日本でしかないもの、アメリカでしかないものを常にキープしてお客さんが両方を楽しめるようにしたいというのが私たちの願い」(ファットウィッチベーカリージャパン代表 大塚由加子さん)

◆ファットウィッチベーカリーが一番盛り上がるハロウィンは限定品やイベントも

 オーナーのパットさんが一番大好きなイベントでもあり、魔女にぴったりのシーズンであるハロウィンは1年で一番盛り上がる。ニューヨークの本店でオープン時から実施している、10月31日に仮装して“Trick or Treat”でブラウニーをゲットする子どもたちは毎年2000人にも上る。

 通常は予約制の「京都受け取り処」でも10月22日〜31日までは「OPEN WITCH DAY」として、予約なしで京都限定小箱や、15種類のブラウニーを1つから購入できる(セット商品は要予約)。ニューヨークで開催されている、仮装して“Trick or Treat”を言えばブラウニーが1個プレゼントされるイベントも行う予定とのこと。「OPEN WITCH DAY」はハロウィンのほか、夏休み、クリスマス、バレンタインにも開催される。

 ハロウィン限定のフレーバーは3種類。「スパイスベイビー」はオリジナルの「ファットウィッチベイビー」の中にみじん切りのショウガを入れたもの。日本人に馴染みのあるショウガを使い、ダイス状のショウガが食感的にも楽しい。ピリリとしたショウガの風味と甘さが絶妙。見た目がまっ黒でハロウィンらしさ満載の「ヴァンパイアベイビー」は、オリジナルに食用の竹炭で色付けしたもの。中にはレーズンが入っていて食感も楽しめる。「パンプキンベイビー」はホワイトチョコベースのブラウニーにパンプキンを練り込み、かぼちゃの甘みがまるでスイートポテトのような感覚。アクセントとしてマカダミアナッツが入っている。子どもにも喜ばれそうな優しい味。

 箱の側面にはニューヨークのスカイラインと日本のスカイラインをハロウィン風アレンジしたこの時期しか手に入らない限定ボックス。ハロウィン限定3種とファットウィッチベイビー(オリジナル)、ウォルナッツ、ダブルチョコレートの6個入り(税込2074円)と、ハロウィン用が2個ずつ入った9個入り(税込3014円)の2種。

【AJの読み】食べると幸せな気分になれるほっとする味のブラウニー

ブラウニーは疲れているときにとくに食べたくなるお菓子だが、ファットウィッチベーカリーはお気に入りのブラウニーのひとつ。個人的に好きなフレーバーはオリジナルと、チョコがさらに濃厚になっているダブルチョコだが、日本フレーバーの抹茶ときな粉も面白い。さらに抹茶が濃いという京都フレーバーの抹茶あずきと、パットさんも気に入ったという柚子も試してみたいが、京都まで取りに行かなくてはいけないのでまだ食べる機会に恵まれていない。ハロウィン限定の中ではパンプキンがイチオシ。ホワイトチョコがベースなのでブラウニーというよりスイートポテトのような新しい感覚。

 入手できる店舗が限られているが、オンライン販売が充実しているのですぐに食べたいという人はネット購入で。パッケージの可愛さもありプレゼントにも喜ばれる。1個で十分食べ応えがあるが、ついつい2個目に手が伸びてしまい、食べ過ぎてリアルなファットウィッチにならないように注意しなくては……。

文/阿部 純子

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