セイコーがジャパニーズモダンを体現した「クレドール」のトゥールビヨンモデルを発売

セイコーがジャパニーズモダンを体現した「クレドール」のトゥールビヨンモデルを発売

@DIME アットダイム

セイコーウオッチは、高級ウオッチブランド<クレドール>から、卓越した精密加工技術と独自の彫金により日本の美意識を体現したトゥールビヨン彫金モデル2機種を12月9日より発売する。希望小売価格は、GBCC997(18Kホワイトゴールド)が1200万円、GBCC996(18Kピンクゴールド)が1100万円(いずれも税別)。

クレドールは、日本人の感性と精緻を極めた技術により、豊かな個性を持つ高級ドレスウオッチのシリーズとして1974年に誕生した。フランス語で「黄金の頂き(CR?TE D’OR)」を意味するその名前に相応しく、ムーブメントから細かな部品のひとつひとつに至るまで、厳選された素材に名工の技術を注ぎ込み、その美しさと品質を守り続けている。

今回発売するモデルは、世界最薄レベルの極薄メカニカルムーブメント68系キャリバーをベースとし、セイコーが誇る精密加工技術と匠の技を駆使して日本の美を現代的に描いた、スマートなデザインのトゥールビヨンモデル。表側には日本建築をイメージした直線構成の美、裏側には雪景色を表す自然美を表現しており、表と裏で異なる日本の美を感じ取ることができるモデル。特に、裏側から眺めるムーブメントは、現代の名工・照井清(てるい きよし)監修の下で緻密な彫金装飾を施し、工芸的魅力を備えた逸品だ。

■端正な直線構成のダイヤルデザインにより、ジャパニーズモダンを表現

・日本建築の和室に見られるような独特の落ち着いた静寂の世界を、縦と横のラインを端正に組み合わせた格子模様によりダイヤルに表現。静寂の中に差し込む幽玄な光を、柔らかな18Kゴールドと蝶貝の質感で表している。GBCC997には、18Kホワイトゴールドと薄いブルーに仕上げた白蝶貝を、GBCC996には、18K ピンクゴールドと黒蝶貝を使用した。

・短冊状の蝶貝と18Kゴールドを、セイコーならではの高度な加工技術により0.3mm程度と非常に薄く精密に成形。これをダイヤルに各7か所敷き詰め、ダイヤルのベースと18Kゴールドと貝が石畳のように一体感を持った仕上がりとなっている。

・18Kゴールドのパーツには鏡面仕上げの面取りを施した上で、表面には手作業で筋目仕上げを施し、ゴールドの輝きをシャープに表現。極小の18Kゴールドのパーツに、仕上げむらや曲がりがないよう筋目仕上げを施すのは、高い精度と慎重さが要求される、非常に緻密な作業だ。

・キャリッジ(回転するてんぷの部分)の周りの地板には横方向の研磨仕上げを施し、ダイヤル全体を縦と横のラインで直線的に構成することで端正な日本の美を表現。

■裏側は、丸窓から覗く美しい雪景色を高度な匠の技により彫金

・ムーブメントの受けには、高度な彫金技能を持つ匠・照井清監修の下で、和室の丸窓から眺める雪景色を彫金で繊細に表現。「風」が「雪」の模様の間を突き抜ける大胆な構成で、シャープな輝きにより日本の美意識を情感豊かに表している。極薄メカニカルムーブメントをベースとしているがゆえに、今回搭載しているトゥールビヨンムーブメントは構成部品も極薄。最薄部わずか0.25mmの受けに、手先感覚のみで0.15〜0.20mmの深さの彫りを施すのはクレドールの誇る匠ならではの技術だ。

・受けにはテンパーブルーのねじを用い、その奥深い透明感のある青色で、綺麗な雪景色に色を添えている。テンパーブルーの美しい青色は、焼かれた鉄製パーツの表面にできる酸化被膜の色によるもの。緻密な加熱温度・時間の管理の下、一瞬の色の変化を見極めてパーツを取り出す必要があり、限られた熟練の職人にしか生み出すことができない貴重な作品=B

■トゥールビヨンムーブメント「キャリバー6830」

・同モデルに搭載しているキャリバー6830は、極薄型のメカニカルムーブメント、キャリバー68系をベースに開発されたトゥールビヨンムーブメント。5月発売のトゥールビヨン彫金限定モデル「FUGAKU」に続く採用となる。

・キャリバー6830は、長年にわたり培ってきたメカニカルムーブメント製造のノウハウを生かした設計上の工夫により、ベース部分の厚さは僅か1.98mm、キャリッジを含めても厚さは3.98mm、直径は25.6mmと、世界最小体積(2016年8月時点当社調べ)を実現。特殊なアンクル形状の採用や、歯車と受けの一体化により省スペースを図るとともに、通常ムーブメントには採用しないチタン材をキャリッジに使用することで軽量化及び精度安定につなげている。

関連情報

http://www.credor.com/

文/編集部

 

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