部屋の"脱マンネリ"をしたい人におすすめの「楽天インテリア」活用術

部屋の"脱マンネリ"をしたい人におすすめの「楽天インテリア」活用術

@DIME アットダイム

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆インテリアトレンドを10個のキーワードで具体的に提示。気に入れば即買いもOK

 インターネット・ショッピングモール「楽天市場」において、楽天で初となる「楽天インテリアトレンド2016-2017」が発表された。

「楽天市場」のインテリア担当とインテリアコーディネーターの荒井 詩万さんが選考委員となり、「楽天市場」における購買データやインテリア業界の最新事情をもとにして、2016年のトレンドワード、2017年に流行が予想されるトレンドワードを各5個、計10個のトレンドワードを選出した。ページ上ではトレンドワードの具体的なイメージの空間や、テーマに沿った具体的な商品を紹介している。

「楽天市場」では約3000店のインテリア関連ショップが出店し、取扱商品数は1000万点を超える厖大な品ぞろえが特徴。

「家具は数年、場合によっては10年に1回購入するというもの。何を買っていいのか、どこで買っていいのかわからないとい曖昧なニーズがありながらも、おしゃれな生活がしたいというお客様は多い。素敵なショップを持っている楽天市場の店舗さんとそうしたお客様をつなげる場にしたいと考えている。商品販売だけではなく、部屋単位での販売や、コーディネートでトレンド感のある空間を、検索だけではたどりつけない見せ方で楽天と店舗さんが提案できるような環境を作っていきたいと考えている。

『楽天インテリアトレンド2016-2017』では、ありもののインテリアだけで暮らしている方に対して具体的なスタイルを提案し、楽天市場で丸ごと買って同じ空間を作ることもできる。ハイブランド家具には手が出せないが、間に合わせで買った安価なインテリアの部屋は卒業したい、個性やトレンド感のあるインテリアを手の届く値段で楽しみたい。そういった“脱・マンネリインテリア”を目指す人のための楽天から提案が今回の企画」(楽天 インテリア担当 舩坂 康祐さん)

 選考委員を務めたインテリアコーディネーターの荒井さんから、現在のインテリア事情やキーワードが選ばれた背景などが紹介された。

 現在のインテリアを取り巻く環境は、高級デザイナーズ家具などを求めるハイエンド層と、DIYや100均商品を使って低価格でも趣味にあったインテリアを楽しむ層が二極化。しかし、両者の間の中間層もいて、ある程度のお金があり、生活を楽しみたいと思っていても、どこで何を買えばわからない人が多い。

「数年前まではナチュラル、北欧など一言でインテリアイメージを表現できたが、最近は北欧とモダンのミックス、エレガントでクラシカルだがモダンも入っているエクレクティックなど、ミックスしているのが多くなっている。

 背景にあるのがライフスタイルの多様化で、より自分だけのオリジナリティを求めていると感じる。またSNSで自分の部屋をコーディネートしたものをアップしてコミュニケーションすることで、新たなインテリアのスタイルが波及するという形になっている。

 インテリア、ファッションと分けずに一つのコンセプトでライフスタイル全般を扱う、衣食住がミックスしたスタイルのショップがここ数年都内を含めてたくさんオープンしている。ライフスタイルがインテリアと直結しているので、我々コーディネーターもお客様がそこでどう過ごしたいか、どう生きたいかというところまでインテリアで提案することが求められている」(荒井さん)

 今回の企画で選出されたトレンドワードを使ったコーディネートは「楽天市場」で紹介されており、使われている家具や小物類はすべて購入できる。コーディネートを再現した場として、楽天本社の一画を改装して「住みたくなる会議室」を1か月限定で設置。また、マンション「アスラン宮崎台」の2部屋を「楽天市場」のインテリア商品でコーディネートし、家具付き賃貸物件として入居者を募集する「楽天アパートメントハウス」も展開している。

◆2016年トレンドワード

○塩系インテリア

 塩味のようにあっさりした印象の男性を表す「塩系男子」から派生した、すっきりとしたスタイルのインテリア。全体的に色素の薄いトーンで統一。アイアンと木を組み合わせて武骨でありながら、生活感をあまり出さないスタイル。上記画像は「住みたくなる会議室」の部屋で、壁が白い壁紙、床はコンクリートや石のように見立てた、簡単に貼れるシール状のストーン調フロアタイルを使っている。インテリアはパイン材の明るい印象の家具を使って、アクセントとしてアイアンのテーブルや照明など黒を多く使っている。

○ブルックリンスタイル

 ニューヨークのブルックリン地区にあるアパートメントをイメージした部屋。シンプルな白壁やレンガ壁、ヴィンテージ家具をミックスしたほどよい生活感のあるスタイル。こちらの画像も「住みたくなる会議室」の部屋で、ブルックリンスタイルの象徴でもある赤レンガの壁紙を使用し、アイアンフレームとインテリアグリーンを融合させた照明や、古材風に仕上げたチェスト、ヴィンテージ感のあるレザーソファなどが赤レンガにマッチしている。

 全体に黒や木材を使った男性らしさが感じる配色なので、グリーンやかわいらしい動物のモチーフを入れることで柔らかい印象も加えている。

○賃貸プチリフォーム

 賃貸物件でも原状回復が可能な範囲で行うDIYを施した部屋。簡単にできるシールタイプの商品や置くだけの商品を使って、自分らしい個性的な部屋を作る。面積の大きい壁や床を変えることで部屋の印象は大きく変わるので、壁紙やフロアシールで大胆に模様替えをしてみるのも面白い。画像は宮崎台の「楽天アパートメントハウス」の一室。次に紹介する「超効率インテリア」と2つの要素を取り入れた部屋で、ラタンやウッド素材をペイントし、リネンと合わせてホワイトの明るいカラーでまとめ、壁は1面だけ木目柄の壁紙を使用。

○超効率インテリア

 狭い部屋でもデッドスペースを活用することで、効率的に収納やディスプレイができるインテリア。すき間収納や折りたたみ可能な家具を使い、空間を効率よく使う。賃貸プチリフォームで紹介した「楽天アパートメントハウス」の画像では、ウォールラックで壁に収納を作ったり、洋書のような小物入れなど、限りあるスペースを効率的に使っている。

○西海岸スタイル

 アメリカ西海岸のような開放的なマリンスタイルの部屋。海や空、風や太陽など自然を意識したインテリアでナチュラルライフを志向する人におすすめしたいコーディネート。色は白、ブルーを基調に、木目やブラウンを取り入れるのが特徴。ソファはレザー張りやデニム素材がおすすめ。家具はヴィンテージ加工のあるアイテム、古材やリネンの素材、アクセントとしてサーフアイテム、星条旗モチーフ、大きめの観葉植物を取り入れることが多い。

◆楽天市場が流行ると予想する2017年トレンドワード

「2016年は全体的に木とアイアンのいわゆる“男前インテリア”という男性的なイメージのインテリアが多く見られた。来年はそこにプラスアルファしたスタイルになるのではと予想している」(荒井さん)

○カラフルパワフル

 ビビッドなレッド、ピンク、オレンジなどパンチの効いた色を取り入れた、躍動感のあるカラフルでかつパワフルなインテリア。今年の流行の木&アイアンと合わせても相性がいい。

○タッキー

 ファッションとインテリアは密接でファッションで流行したスタイルがインテリアにも波及している。ファッション業界で2016年のトレンドとして注目された「Tacky(タッキー)」は“悪趣味な”という意味。柄に柄、さらに柄を重ねるといった悪趣味ギリギリのスタイル。画像は前述のカラフルパワフルとタッキーを組みあわせた「住みたくなる会議室」の部屋。

「インパクトのある色、柄を取り入れており、正面は楽天で購入できる、中東の絨毯からインスパイアされた海外の壁紙を使用。左右にはオレンジがかったカラフルなピンクの壁紙を入れた。壁紙、クッションに幾何学模様やキリム、シルクのジム・トンプソンの鳥のモチーフ、ラグはストライプで、柄に柄を重ねているが、全体に使われている色を合わせてリンクさせているので、柄の組み合わせでも悪趣味まではいかないようにした。家具は2016年のトレンドでもある塩系やブルックリンなどの流れをそのままに、イメージ、アイアン、革のソファを入れている」(荒井さん)

○やわらかモノトーン

 モノトーンはもともと根強い人気があり来年もこの流れは持続しそうだが、白黒だけだとクールモダンになり過ぎるので、淡いピンクやグリーン、ブルーなど柔らかい色を挿し色で入れることで女性らしいトーンに。画像は「楽天アパートメントハウス」。

○フェミニンデコ

「シノワズリ」「トワル・ド・ジュイ」といった、花や鳥、動物モチーフの女性らしいアイテムでプラスアルファのデコレーションが注目されている。色は白を基調に、コットンやリネンの自然素材の花柄やフリル、レース、手刺繍などを取り入れる。先述の「楽天アパートメントハウス」のやわらかモノトーンの部屋もフェミニンデコの小物でデコレーション。

○モダンボタニカル

 2016年のトレンドの木&アイアンにプラスしたキーワードがボタニカル。衣食住すべてのジャンルで自然志向、健康志向が浸透している昨今、植物をモチーフにしたボタニカルはファッション、インテリアではここ数年にわたって注目されているトレンド。ナチュラルというよりモダンインテリアを組み合わせてクールなイメージで。画像は「楽天アパートメントハウス」。

【AJの読み】イメージが合ったら丸ごと買いできるインテリア初心者にうれしい提案

 インテリアは個性が表れるのでこだわり始めると楽しい反面、初心者には壁や床、家具や小物など組み合わせなどに悩むところでもある。「楽天インテリアトレンド2016-2017」は自分の感性に合ったコーディネートが見つかれば丸ごと通販で購入できるという初心者にはうれしい提案。有名デザイナーズチェアでもリプロダクト製品(意匠権の期限が切れた製品を、オリジナルデザインを基に生産した製品)や、アンティーク調、レトロ調に仕上げたものなど、デザイナーズ家具やヴィンテージに比べると手に入れやすい価格のものも多く、気軽に部屋のイメージチェンジに挑戦できる。

文/阿部 純子

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

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