次の『マーチ』はコレ?日産が欧州向けの新型コンパクトカー『マイクラGen5』を公開

次の『マーチ』はコレ?日産が欧州向けの新型コンパクトカー『マイクラGen5』を公開

@DIME アットダイム

日産自動車は先月開催の2016年パリモーターショーにおいて、革新的かつ独創的な5代目となる新型『マイクラ』を世界初公開した。世界最大のハッチバック市場である欧州をターゲットに開発した新型『マイクラGen5』は、ボディの長さを特徴付ける印象的なキャラクターラインなどが、人々の目を惹くデザインを採用。また、同車のボディは、歴代のモデルと比べて、低く、幅広く、そして長い室内空間を実現している。さらに、新しいダウンサイズターボエンジンにより、俊敏な走りを実現した。充実した安全装備も採用された。

新型『マイクラGen5』は、ルノー・日産アライアンス戦略の一環として、フランスにあるルノーのフラン工場で生産し、2017年3月に欧州で発売予定。

 

日産のカルロス ゴーンCEOは、今回の発表に際して次のようにコメントした。
「30年以上前にデビューした初代『マイクラ』の登場は小型ハッチバックセグメントにおける革命であり、日産にとって新たな歴史の幕開けでした。5代目となる『マイクラ』は、初代と同様に革新的であり、ハッチバックがお客さまに何をもたらすことができるのか、何をもたらすべきなのかという期待を高めてくれるクルマです。『キャシュカイ』や『ジューク』などの特徴的なモデルに引き続き、新しい『マイクラ Gen5』も、自動車デザインにおけるリーダーという日産のポジションを確固たるものにします。また、このクルマは、世界中のBセグメントの中で最も台数規模が大きく、最も競争が激しい欧州の同セグメントでトップになるという私たちの意志の表れなのです」

■デザイン

『マイクラGen5』は、2015年のジュネーブモーターショーで公開したコンセプトカー『スウェイ』のデザインを忠実に再現し、シグネチャーデザインキューとエモーショナルで彫刻的なボディ形状より、日産の最新のデザインランゲージを体現している。デザインキューには、リヤエンドに至るキャラクターラインの出発点となる特徴的なVモーショングリル、ブーメラン型ランプ、開放感を感じさせるフローティングルーフなどがある。また、Cピラーに隠れたリヤドアハンドルやスポイラーにまで伸びるルーフラインで、クルマの空力性能とスタイルの良さを両立させている。

車体色は、印象的な外観に合わせて、「エナジーオレンジ」など、10色の鮮やかで洗練された色を設定している。また、エクステリアおよびインテリアのパーソナライゼーション用オプションにより、125種類のバリエーションの選択が可能で、新型『マイクラGen5』でオリジナルのスタイルを作り出すことができる。

同車は、ドライバーの快適性に重点を置いている。ドライビングポジションを低くすることでより安心感のあるドライビングを可能にした。また、可動域が長くなったシートスライドや、ステアリング、ペダルおよびシフトレバーの位置を最適化する事により、より多くのユーザーの体型に合わせた理想的なドライビングポジションを提供する。また、拡大された全幅および長くなったホイールベースにより、クラストップレベルの室内空間の広さを実現。また、「グライディングウィング」形状のダッシュボードが、洗練された広々感を与えている。

■搭載技術

『マイクラGen5』は、欧州における日産のBセグメントモデルとして充実した安全装備を全グレードで備え、「ニッサン インテリジェント ドライビング」を体現するモデル。欧州のBセグメントで初採用となる「車線逸脱防止支援システム(LDP)」や日産ブランド車としては欧州初となる「歩行者認識機能付きインテリジェントエマージェンシーブレーキ」を搭載。また、上級セグメントに搭載されている「インテリジェントアラウンドビューモニター」、「標識検知機能」、「ハイビームアシスト」、「ブラインドスポットワーニング」などの技術も採用。これらの先進安全装備は、自動運転の要素技術でもあり、「ニッサン インテリジェント モビリティ」にとって必要不可欠な技術。

『マイクラGen5』専用の機能には、Bose社と日産のコラボレーションによって開発された「Bose Personal サウンドシステム(6スピーカー)」がある。このサウンドシステムには、運転席のヘッドレストに2つのBose UltraNearfieldスピーカーを搭載しており、Bose PersonalSpaceヴァーチャルオーディオテクノロジーとの組み合わせによりドライバー向けに最適化され、引き込まれるような音質を実現している。ドライバー以外の乗員は、フロントドアに搭載されたパワフルな低音性能を発揮するBose Super65スピーカーと、クリアなサウンドを届ける左右のAピラーに配置されたツイーターでサウンドを楽しむことができる。また、同車には、7インチフルカラーセンターディスプレイが搭載され、オーディオシステム、カーナビゲーション、携帯電話、Apple CarPlayを経由してダウンロードしたアプリケーションやSiriの音声コントロールを利用することができる。

■シャシーとドライブトレイン

『マイクラGen5』は、快適な乗り心地を実現する「アクティブライドコントロール」と、アンダーステアを低減し軽快なハンドリングをサポートする「アクティブトレースコントロール」を搭載。両システムは、欧州の「キャシュカイ」と「エクストレイル」にも採用されている運転の楽しさと安心を両立する革新的な技術。また、ブラシレス電動パワーステアリングシステムを搭載し、ステアリングフィールとレスポンスを向上。同車はキャビン内のノイズの大幅低減に注力した。その一環として、高性能な遮音材を採用し、空力性能の最適化を図った。また、ルーフスポイラーとサイドスポイラーを一体化することで、これまでにない高い空力性能を実現し、ハッチバックではトップレベルのCd値0.29を達成している。

『マイクラGen5』は、エンジンの効率も大幅に向上。同車は、どちらも90馬力を有する0.9リッターターボチャージャー付3気筒ガソリンエンジンと1.5リッターディーゼルエンジンの2タイプをラインアップに揃える。また、73馬力の1.0リッター自然吸気ガソリンエンジンも追加予定。改善された空力性能と高効率のエンジンラインアップは、「ニッサン インテリジェント パワー」の実現に向けた更なる前進を意味している。

『マイクラGen5』は、印象的なデザインと革新的な技術を採用し、安心感のある軽快なドライビングパフォーマンスを提供することで、従来のBセグメントのユーザーの期待を大きく上回るものに仕上がっている。他と一線を画す特徴的なデザインと大胆なボディカラーを採用したエクステリア、広々とした室内空間と先進技術が、従来のBセグメントのハッチバックでは物足りない人や、上級セグメントの仕様とコンパクトな車両サイズの両立を求める人に適している。

関連情報

http://www.nissan.co.jp/

文/編集部

 

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