“超新星”とともに開幕したアマゾン ファッション ウィーク東京【2018-19秋冬コレクション】

“超新星”とともに開幕したアマゾン ファッション ウィーク東京【2018-19秋冬コレクション】

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3月19日、「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/W」が開幕した。6日間にわたり渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズなどで国内外の約50ブランドが2018-19年秋冬コレクションを発表する。

今シーズン初日のトップを飾ったのは、韓国から初参加のフライノック(FREIKNOCK)。デザイナーのユ・ジュヒョン(ユジュ)は元ドイツのプロリーガーとして活躍していたサッカー選手。同ブランドの立ち上げ時からK-POPグループ「超新星」メンバーのゴニルが参加しており、ショーのフロントローには、超新星メンバーのジヒョクやグァンス、ティアラ(T-ARA)のヒョミン、ラッパーのピオ、ヨンアなど韓国のアイドルたちが並んだ。

雑誌『GQ JAPAN』のプロデュースで行われた今回の東京デビューコレクションは、ゴニルが1月に兵役を終え除隊したことで、以前雑誌の撮影などで交流のあった同誌がバックアップして実現。

今回の作品についてユジュは、「ロシアとウクライナの犯罪者、収監者を撮影したイスラエルの写真家・ミカル・シェルビン(MICHAL CHELBIN)の写真集からヒントを得た。真実と嘘、外面と内面の2面性を表現した」と説明。テーマはシリアスながらコレクション自体はミリタリー、ワークウェアなどをベースにトラッドベースのクラシックな素材を乗せ、丈感やサイドスリットなどのディテール、グラフィックでストリートの感覚を表現。ユジュは幼い頃からアンダーカバーのファンでデザイナー高橋盾から影響を公言しており、ブランドのテーマ性やコンセプトを含め、現在のストリートファッションシーンの中核に東京があることをあらためて、認識させられるショーとなった。

「決まり事のある洋服の世界で、“成熟した服”に向かわない若い世代のクリエイションというのがフライノックの魅力。AFWTがファッションを通して生き方を変えていこうというアジアの若い世代のプラットフォームになればよいと、という気持ちで今回微力ながら協力した」と鈴木正文GQ編集長はコメント。

ショー終了後は韓流アイドルたちを撮影しようとする超新星のファンらが会場ホワイエに詰めかけ、これまでとは違う“東京コレクション”の熱気に包まれた。



初日はこの他に「ファッション プライズ オブ トウキョウ」を受賞し、先にパリでインスタレーションを発表したマメ(Mame Kurogouchi)が“AT TOKYO”のトップバッターとしてショーを発表。ザ・ダラス(THE Dallas)などが新作コレクションを発表した。


Text: Tatsuya Noda

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