電動ビークル「こむぎっちカーミニ」「こむぎっち電気バイク」発売…開発コンセプトが「遅い・ダサい・狭い」って、どういうこと?

電動ビークル「こむぎっちカーミニ」「こむぎっち電気バイク」発売…開発コンセプトが「遅い・ダサい・狭い」って、どういうこと?

「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」「こむぎっち電気バイク」7月4日発売

HTM-Japanは7月4日、「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」「こむぎっち電気バイク」を販売開始する。2015年11月30日から埼玉県上里町で実施された超小型モビリティの実証実験から生まれた電動ビークルで、「遅い・ダサい・狭い」をコンセプトに開発された。

「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」の最高速度は時速40キロで、「こむぎっち電気バイク」は45キロと確かに“遅い”。だが、両車はともに、バスや電車などの公共交通機関が少なく、通院などの手軽な足が必要とされる埼玉県上里町向けに開発されたもの。高速道路などを走る必要性はなく、このスピードで十分だと考えられる。

上里町はまた、少子高齢化が進む町でもある。「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」はそのような町で、高齢者が自立して一人で移動するための支援をする一人乗りの電動ビークル。車内が狭くても問題はなく、むしろ狭くて軽い方が省エネルギーに貢献できる。

“ダサい”かどうかについては、個人の感性によって判断が異なりそうだ。だが、欧州やカナダで目にする電動自動車のようなデザインで、決してダサくはないと感じる。

デザイン上で興味深いのはハンドル。HTM-Japanによれば、「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」のハンドルはクルマのそれではなく、バイクのようなハンドルなのだという。これはドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違えを防ぐために採用されたそうだ。

「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」の運転には普通免許が必要となる。「こむぎっち電気バイク」は原動機付自転車免許で運転可能だ。

価格は「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」が59万8,000円で、「こむぎっち電気バイク」が26万8,000円(価格はいずれも消費税別)。販売対象地域は埼玉県全域と群馬県南部だが、今後他の地域に拡大される可能性もあるとのこと。

HTM-Japanはまた、ソーラーカーポートを搭載した「こむぎっちカーポート」も販売している。これを家庭やオフィスに設置することで「原動機付三輪 こむぎっちカーミニ」「こむぎっち電気バイク」を太陽光発電で充電し、化石燃料を使用せずに走行できるようになる。

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