世界唯一の「古代ウマ」完全冷凍標本公開 日本科学未来館「マンモス展」で

世界唯一の「古代ウマ」完全冷凍標本公開 日本科学未来館「マンモス展」で

世界唯一の「古代ウマ」完全冷凍標本公開 日本科学未来館「マンモス展」での画像

日本科学未来館(東京都江東区)は、2019年6月7日に開幕する企画展「マンモス展」で世界唯一の古代ウマの完全冷凍標本を世界で初めて公開・展示すると4月19日に発表した。

この標本はロシア・サハ共和国の永久凍土から冷凍状態で発見されたもの。2018年8月に行われた調査で約4万2000年前の子ウマの個体であると判明した。

氷河期の動物の中でも最高の保存状態

プレスリリースによると、標本となった子ウマは世界唯一の古代ウマの「完全な遺体」だ。明らかな外部損傷がなく、頭と足、胴体の一部に体毛も残っている。これまでに見つかってきたウマには毛が残っていなかった。また、ロシア北東連邦大学北方応用生態研究所での解剖の結果、内臓の保存状態も良く、液体の血液と尿の採取にも成功したそうだ。これまで世界で発見されてきた氷河期の動物の中でも最高の保存状態だという。

「マンモス展」は日本科学未来館での展示の後、福岡・名古屋・大阪で巡回展を開催する予定。