東京生まれのイチゴ「おひさまベリー」 開発開始から20年で品種登録

東京生まれのイチゴ「おひさまベリー」 開発開始から20年で品種登録

東京生まれのイチゴ「おひさまベリー」 開発開始から20年で品種登録の画像

東京都の研究機関「東京都農林総合研究センター」は、開発を進めてきたイチゴ「東京おひさまベリー」が農林水産省に品種登録されたと2019年5月10日に発表した。

2020年5月頃から、都内の農産物直売所等で販売を開始する。

小池都知事「もう本当に甘い」と絶賛

東京おひさまベリーは、ビニールハウス等の施設を利用せず育てる「露地栽培」向けのイチゴの新品種。

これまで都内の露地栽培で主に育てられてきた品種「宝公早生(ほうこうわせ)」は、痛みやすいのが課題だった。東京おひさまベリーは皮や果肉が丈夫で、傷みにくい点を特徴としている。

J-CASTトレンドが都農林総合研究センターに取材したところ、宝公早生の平均糖度は8.4度だが、東京おひさまベリーは8.7度と上回る。重量も宝公早生の平均10.5グラムに対し、東京おひさまベリーは14.3グラムと約1.4倍で、「甘さ」と「大きさ」の両立を実現している。

開発が始まったのは1999年。品種の異なるイチゴをかけあわせて新品種をつくる「交配」を繰り返し、最終的に選び抜いた品種を「東京おひさまベリー」として2016年5月に農水省へ登録出願。2019年3月に新品種として登録され、20年越しの「悲願」を果たした。

東京都の小池百合子知事は5月10日の定例記者会見で、東京おひさまベリーについて、「日差しをいっぱいに浴びたイチゴを旬の5月に味わえる。もう本当に甘いです」と評した。