「おーいお茶」はごはんと相性ばっちり 「味覚センサー」で科学的に証明

「おーいお茶」はごはんと相性ばっちり 「味覚センサー」で科学的に証明

「おーいお茶」はごはんと相性ばっちり 「味覚センサー」で科学的に証明の画像

「お茶とごはん」

と聞くと遠足や運動会、花見なんかで食べるおにぎりとのコンビネーションが思い浮かび、なんとなく相性が良いイメージがある人も多いのでは。

飲料大手の伊藤園が、お茶とごはんは科学的にみても相性がいいということを証明した。味覚データを研究するAISSY(東京都港区)が提供している味覚センサーを使って解析したところ、伊藤園のロングセラー「お〜いお茶」がごはんの甘みを引き立てることが分かったのだ。

程よい苦味とのコントラストで甘さ引き立つ

AISSYによると、食べ物の組み合わせでおいしさを感じる上で重要なポイントは「相反する味覚のコントラスト」だという。お茶とごはんの場合、苦味と甘味がコントラストになる。お茶の程よい苦味と旨味によって、単体で食べる場合に比べてご飯をより甘く感じやすくなるのだ。ただ苦味が強すぎると甘味が負けてしまうので、程よいバランスが求められる。

伊藤園は「お〜いお茶」と新潟県魚沼産コシヒカリとの相性を、人間の舌と脳神経のつながりを再現した機械「味覚センサー」を使って分析。お茶とごはんの味を5つの基本味(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味)として数値化した。

結果を示すグラフを見ると、お〜いお茶の苦味とコシヒカリの甘味がほぼ同じ数値で釣り合っていることがわかる。伊藤園の広報課によると、この数値はお〜いお茶の苦味がお米の甘味を引き立てる程よいバランスであることを示しているという。また双方の旨味も近い数値で重なり、お〜いお茶はごはんの甘味だけでなく相乗効果で旨味もより感じやすい味わいを備えている。

ごはんとお茶を合わせるメリットはおいしさだけではない。AISSYは緑茶とごはんを一緒に食べると、血液中のカテキン濃度がより上昇する傾向にあると説明する。緑茶に含まれるカテキンの1つ「エピロガロカテキンガレート」がごはんに含まれる多糖類と結合すると、腸内で吸収されやすい「エピガロカテキン」に変化する。これにより、単体で食べる場合に比べて緑茶カテキンの吸収性が高まるのだ。