三菱UFJモルガン・スタンレー証券、オンライントレードを大幅強化 話題のロボアドも今秋デビュー!

三菱UFJモルガン・スタンレー証券、オンライントレードを大幅強化 話題のロボアドも今秋デビュー!

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低金利が長期化している今、銀行にお金を預けていても利子はスズメの涙。「何とかしないと...老後が心配!」と考えている人は多いはず。そこで脳裏をよぎるのが投資だが、初心者にとって敷居が高く感じられたり、仕事が忙しくて相場をチェックする時間がなかったりと、なかなか挑戦できないのが実情だ。

そんな中、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(以下、MUMSS)は2017年6月26日にオンライントレードの機能を大幅に拡充する。関連会社のカブドットコム証券のノウハウを活用し、日中忙しい社会人が株取引に多くの時間を割かなくてすむ自動売買機能をそろえる。さらに9月、資産運用商品を自動的に提案する「ロボットアドバイザー」(通称ロボアド)を導入して、小口取引の拡大を狙う。

仕事も投資もバリバリこなせる、8つの自動売買機能

17年3月にMUMSSは、「逆指値(ストップロス)」「W指値」の提供を始めた。さらに6つの機能が加わることで、総合証券会社トップレベルの自動売買発注方式をそろえる。これらの発注方法はカブドットコム証券が開発したもの。同証券は主要ネット証券の中で最多の自動売買発注方式をそろえており、しかも重要な特許を取得している。

「トレーリングストップ」は、株価の変動に合わせて一定の値幅で逆指値の価格を自動的に修正(追いかける)することができる、逆指値をさらに進化させた注文方法だ。

最初の注文が約定すれば自動的に次の注文を発注する「リレー注文」は、日中注文を出せない人にぴったりの自動売買方法。買い注文と同時に売り注文の予約を行う「Uターン注文」は、想定した値動きの中での買い付けと利益確定を1つの注文で行うことができる。

始値・終値・約定価格を基準とした注文が可能な「±指値(プラマイさしね)」は、仕掛けから反対売買まで利食いもロスカットも自由自在のシステマチックな株式投資が可能。

「時間指定注文」は、「○時○分になったら」「○分後になったら」といった時間を指定して発注・訂正・取消できる自動売買。

「IOC(Immediate or Cancel order)注文」は、指定した値段かそれよりも有利な値段で、即座に一部あるいは全部を約定させ、成立しなかった注文数量はキャンセルさせることができる「注文を出してすぐに約定するか、しなければキャンセルとなり板に残らない注文」「今すぐこの条件であれば約定させたい、今すぐでなければ残りはキャンセル」という発注が可能だ。

以上の発注方式に対応することにより、ネット証券に比肩するサービスがそろうMUMSS。さらに世界を代表する金融機関であるモルガン・スタンレーのグローバル・リーチを活かし、外国の株式、投資信託、債券など外貨建商品、ならびに投資積立もインターネットで取引できるようになる。加えて、為替スプレッドについてもインターネット取引独自のテーブルを採用する。

投資家の心理を見抜く最新のロボアド

ここ数年、ロボアドを客に提供する日本の金融機関が増えている。ロボアドは、利用者がインターネット上で年齢や収入、投資方針といった質問項目に答えると、利用者のリスク許容度を判定し、適正に合ったポートフォリオ(資産形成)と適切な運用商品を提示してくれる。

MUMSSが今年の秋に導入するロボアドは、三菱総合研究所との総合開発によって誕生した。診断ロジックは、生活者約3万人を対象にした2000項目におよぶアンケートデータをもとに、同研究所が構築した人工機能(AI)モデルがベースになっている。

一般的なロボアドは直接的な質問をすることが多いことから利用者が結果を想定しやすく、回答を変えてしまう可能性があると指摘されていた。それに対してMUMSSの質問項目は、「好きな戦国武将」や「これまでの海外旅行先」とユニークな質問をもとに運用商品を提案するロジックを取り入れる。MUMSSに口座を開設した人なら誰も利用可能だ。

証券マンやFP(ファイナンシャルプランナー)と対面して相談するのは気が重いという人も、インターネット越しのロボットが相手なら、現在の資産状況や本音をストレートにぶつけられるのでは。