五輪マラソンは札幌に来るかもだけど 「やっぱりステーキ」すすきの店は岐阜に移転

五輪マラソンは札幌に来るかもだけど 「やっぱりステーキ」すすきの店は岐阜に移転

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国際オリンピック委員会(IOC)が、2020年の東京オリンピックのマラソン・競歩会場を、猛暑対策のため北海道札幌市に移すことを決めたと報じられている。東京から遠く離れた都市への「会場移転」には、様々な意見が出ている。

一方で、五輪マラソンとは逆に札幌から本州へ「長距離移転」する飲食店が、ネット上で話題になっていた。

直線でも932キロ「移転の距離を超えとる」

驚きの移転をするのは、札幌の繁華街・すすきのにあるステーキ店「やっぱりステーキすすきの店」だ。

店舗の公式サイトを開くと「2019年10月下旬をもちまして閉店し、11月下旬に『岐阜県鵜沼町』に移転致します」と書かれたお知らせが掲載されている。

J-CASTトレンドが調べたところ、岐阜県鵜沼(うぬま)町という地名はかつてあったものの現存しない。実際に移転するのは岐阜県各務原(かかみがはら)市に出来る商業施設「イオンタウン各務原鵜沼」の中であることがわかった。

北海道を通り抜け、津軽海峡を飛び越えたその移転距離は、直線でも約932キロメートル。「東京(都庁)〜札幌(市役所)」間が約832キロであることを考えると、五輪の「マラソン会場移転」より100キロも長い距離の移転となる。

この「長距離移転」に対し、ツイッター上の北海道民は、

「これは移転の距離を超えとる...」
「道内の30キロ以上離れた移転ならまれに聞くが」

と驚きを隠せないようだった。

「札幌はジンギスカンが強かった」

J-CASTトレンドは、北海道から岐阜への移転の真相を聞くため、「やっぱりステーキすすきの店」に取材した。

店舗の担当者は店舗移転の背景を「新しく(岐阜に)イオンが出来ることになり、規模など条件的にはそちらの方がよかった。それだけの理由です」と語る。

すすきの店は18年11月9日に出店したばかりで、1年を持たずしての閉店となってしまったという。北海道一の歓楽街を離れることについては「札幌はジンギスカンが強かった」と振り返り、岐阜への移転は売り上げを増やすための判断だとした。

なお、「移転」という表現になった理由については「店舗を運営するオーナーが変わらないため」とのことだった。