操作体系を一新 新型ナビ、10月発売 JVCケンウッド

操作体系を一新 新型ナビ、10月発売 JVCケンウッド

JVCケンウッドが発表した市販向けAVナビゲーションシステムの新商品。地図の縮尺を変えずに拡大表示するルーペ機能を新搭載した

 JVCケンウッド(横浜市神奈川区)は、市販向けAVナビゲーションシステム「彩速ナビ」の新商品4機種を10月中旬に発売する。操作体系を一新し、ハイレゾ音源再生機能を強化。相手先ブランドによる生産(OEM)市場での商機拡大も狙う。

 新商品はホームボタンに触れるとメインの操作ボタンが地図画面上に表示され、直感的な操作を容易にしている。よく使う機能を集約できるマイメニュー機能や、地図の一部分だけを拡大表示する機能などを新たに搭載した。

 ナビ機能は、独自の技術で自車位置の精度を高めた。スマートフォンとの連携機能を強化し、ドライブレコーダーとの親和性も高めた。特に同社が力を入れるオーディオ機能は、原音に近い音質を再現するハイレゾ音源再生に対応した。

 自動車登録台数の減少やOEM製品の普及により、市販市場は2013年度をピークに縮小傾向だ。発表会で新井卓也執行役員常務は「培ってきた映像や音響、通信の技術を生かして商品力を強化し、(市販カーナビ)市場を活性化する」と強調。同社が見据えるのは、OEM市場でのシェア拡大だ。

 国内のOEM市場での同社のシェアは16年度13%(同社推定)にとどまるが18年度までに40%を目指すという。「市販市場拡大がOEM市場での新たな商機につながる可能性がある」(担当者)として、10月には東京・秋葉原で販促イベントを行う予定だ。新商品は推定市場価格14万〜12万円。