県内最大のサ高住 辻堂に10月開業へ 東京建物子会社

県内最大のサ高住 辻堂に10月開業へ 東京建物子会社

1LDKと浴室のないワンルームタイプの居室を一体化できるコネクティングルーム。介護の必要性が異なる夫婦などから関心が寄せられているという=藤沢市

 東京建物の子会社で高齢者向け住宅事業を手掛ける東京建物シニアライフサポート(東京都中央区)は10月20日、藤沢市の辻堂団地の団地再生事業地内にサービス付き高齢者住宅(サ高住)を開業する。県内最大の158戸で、豊富な住戸タイプを提供。フィットネスルームやシアタールームなど共用部の充実を図り、元気なうちから将来を見据えて入居してもらえるよう工夫を凝らした。

 サ高住「グレイプス辻堂西海岸」は鉄筋コンクリート造り地上5階建てで、延べ床面積は約8284平方メートル。東京建物が落札した土地に昨年7月着工し、今年8月に完成した。

 大規模物件のメリットを生かし、豊富な住戸タイプを用意。ワンルームから2LDKまで、37種の間取りを備えた。必要に応じて続き部屋として使えるコネクティングルームは、グレイプスブランドとして初めてという。賃貸のみで、最多の住戸タイプは1LDK(40平方メートル台)。入居費用は月額15万円台。安否確認など日常的なサービスは業務提携先のツクイ(横浜市港南区)が担い、棟内で通所介護施設を運営する。

 既存の地域コミュニティーを重視。12日に行われた関係者向け内覧会で担当者は「辻堂団地の住民や医療機関、保育園、店舗などと連携を強め、長く住んでもらえるよう充実させたい」と話した。