戦国時代の刀剣、甲冑を展示 小田原城址公園・展示室が新装

戦国時代の刀剣、甲冑を展示 小田原城址公園・展示室が新装

実物の甲冑などを展示している「常盤木門SAMURAI館」=小田原市城内

 小田原城址公園(神奈川県小田原市城内)内の常盤木門2階展示室が1日、「常盤木門SAMURAI館」としてリニューアルオープンした。武具の美術性などにスポットを当てた内容で、コンセプトは「武士の心」。戦国時代の実物の甲冑(かっちゅう)、刀剣などを展示し、映像で戦いの様子なども楽しめる。

 日本甲冑武具研究保存会などが協力し、会場には安土桃山時代や江戸時代の実物の甲冑、刀剣など計約20点を展示。父親を殺害された浅田鉄蔵・門次郎兄弟によるあだ討ち「文政曽我」で、実際に鉄蔵が使ったとされる刀も展示している。展示品は今後、定期的に入れ替える予定。

 甲冑のレプリカなどを置き、武士が戦う様子などを映し出すプロジェクションマッピングのコーナーも設けている。都内から両親と訪れた小学4年の男子児童(10)は「戦国時代に興味があるけど、本物の甲冑を見るのは初めて」と興味津々の様子で話した。

 常盤木門は本丸の正面にあり、同門渡櫓が展示スペース。2002年からガラス作品を展示する美術館「小田原城ミューゼ」(市事業協会運営)が入っていたが、14年9月に閉館。昨年7月から、市などが企画展で活用していた。

 今回は5月の天守閣のリニューアルオープンに合わせた取り組みで、諏訪間順館長(56)は「天守閣からSAMURAI館への人の流れをつくりたい」と強調し、本年度内の集客目標は「10万人を目指す」としている。

 入場料は大人200円、小中学生60円。午前9時〜午後5時(最終入館は同4時半)。問い合わせは、市観光課城址公園係電話0465(23)1373。