流派を超え多様に 横浜で書家三十人展始まる

流派を超え多様に 横浜で書家三十人展始まる

さまざまな分野の作品が並ぶ会場=横浜市民ギャラリー

 会派や流派を超えて神奈川を代表する書家の作品を紹介する「第29回神奈川書家三十人展」が12日、横浜市民ギャラリー(同市西区)で始まった。16日まで。入場無料。神奈川新聞社の主催。

 県内の実力書家30人による漢字、かな、近代詩文書、大字書、前衛、篆刻(てんこく)、刻字などの約50点とチャリティーのための小品60点を展示。

 勢いのある筆致で気迫が感じられる作品や流れるように和歌を書き付けた上品な作品など、個性あふれる力作が並び、多様な書の魅力を堪能できる。

 チャリティーとして並ぶのは「自然」などをテーマにした額装作品で、1点2万7千円で頒布。収益は神奈川新聞厚生文化事業団に寄託される。

 来場者の中にはメモを取ったり、篆刻作品が並ぶガラスケースをじっとのぞき込んだり、と熱心に鑑賞する姿が見られた。

 午前10時〜午後6時(最終日は同4時)。会期中は参加無料の体験イベント「未来に託したい1字を書こう!」や、毎日午後2時から出品書家によるギャラリートークが行われる。問い合わせは同展事務局電話045(227)0707=平日午前10時〜午後5時。