追浜に2企業進出 18年度操業開始

 神奈川県横須賀市は19日、追浜地区の臨海部にコンビニ向け弁当製造業「戸田フーズ」(埼玉県戸田市)と、バイオマス発電事業「横須賀バイオマスエナジー」(東京都港区)の2社が進出すると発表した。ともに2018年の操業開始を目指している。

 横須賀市によると、戸田フーズは同市浦郷町の敷地面積約2万1千平方メートルを機械メーカーから取得。約50億円を投じて鉄骨2階建ての新工場などを整備し、サンドイッチやパスタ、サラダなどのチルド製品を生産する。

 新たにパート従業員ら約600人の雇用を見込み、企業内保育所も設置予定。同社は同市夏島町にも弁当製造工場がある。

 横須賀バイオマスエナジーは、親会社の廃棄物処理大手「タケエイ」(東京都港区)が同市浦郷町に所有する敷地面積1万2300平方メートルに発電施設を整備する。投下資本額は約45億円。

 近隣自治体の公園や工事現場などで発生する伐採木、剪定(せんてい)枝などの木質資源を主燃料とする「都市型バイオマス発電」を目指す。発電量は約6950キロワットで、一般家庭約1万5千世帯分に当たるという。従業員約30人を雇用する。

 市は固定資産税や都市計画税などを5年間免除する企業等立地促進制度を適用して支援する方針。現行制度となった11年10月以降の適用企業数は7社となる。吉田雄人市長は19日の定例会見で、「働く場を増やすことに企業誘致の軸足を置いてきた。大変大きな成果。市内での積極採用をお願いしていく」と述べた。