シーンで選ぶクレジットカード活用術 (57) Web明細でポイントがもらえるカード

シーンで選ぶクレジットカード活用術 (57) Web明細でポイントがもらえるカード

画像提供:マイナビニュース

カード選びの際に年会費を確認する人は多いと思うが、Web明細ポイントの有無までチェックしている人は少ないだろう。カードによっては、紙の明細書の送付を止めて、Webで明細を確認する手続きをすると、ポイントをもらえる場合があり、実質的に年会費の割引を受けられるのだ。今回はWeb明細ポイントのサービスがあるカードを紹介する。

○ビューカード

ビューカードが発行するクレジットカードは、「Web明細ポイントサービス」に登録すると、明細が発行されるたびにビューサンクスポイントが20ポイント(=50円相当)加算される。毎月利用していれば、年間で最大600円相当。たとえば、「ビュー・スイカ」カードの年会費は515円だが、Web明細ポイントを踏まえれば、年会費は実質無料どころかおつりがくることになる。「ビックカメラSuicaカード」なら、年会費は初年度無料で、年1回の利用があれば次年度も無料だ。

また、JALカードとビューカードが提携した「JALカードSuica 普通カード」および「JALカードSuica CLUB-Aカード」も、「Web明細ポイントサービス」で年間最大600円相当のポイントを獲得可能。JALカードには様々な種別とブランドがあり、普通カードの年会費は一部を除きすべて2,160円(初年度無料)で同一なので、Web明細ポイントを踏まえると、「JALカードSuica」は他の普通カードよりも実質的な維持費を抑えられることになる。年会費1万800円のCLUB-Aカードも同様だ。

なお、複数枚のビューカードを持っていても、会員ひとりにつき月20ポイントが上限。Web明細は過去1年分まで閲覧でき、PDFまたはCSVでダウンロードすることも可能となっている。既にビューカード会員の人には、2017年6月30日までに「Web明細ポイントサービス」に新規申し込みをすると、抽選で5,000名に200ポイント(500円相当)が当たるキャンペーンも実施中だ。

○イオンカード

イオンカード(券面にイオンマークがついたクレジットカード)も「Web明細(環境宣言)」に登録すると、請求があった翌月にポイントまたはマイルが加算される。「イオンカードセレクト」などクレジット利用でときめきポイントがたまるカードは1回につき10ポイント、JALのマイルがたまる「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」の場合は5マイルとなる。なお、イオンカードはすべて年会費無料であることも特徴だ。

また、イオンカードの引き落とし口座をイオン銀行にすると、イオン銀行ポイントクラブのステージ特典も受けられる。ステージは判定期間(毎年4月〜9月、10月〜翌年3月)のクレジット利用額に応じて決まり、10万円以上利用するとステージ1、30万円以上でステージ2、50万円以上でステージ3。

たとえばステージ1以上なら、公共料金の口座振替1件につき5WAONポイントをプレゼント。他行からの振込入金(1回5万円以上で給与振込、年金振込、カードローンへの入金を除く)は1回につき50WAONポイントで、ステージ1は月1回、ステージ2は月3回、ステージ3なら月5回までが上限となる。このほかにも定期預金や投資信託、住宅ローンなどの取引でもWAONポイントのプレゼントがあり、「イオンカードセレクト」など一部のカードはWAONのオートチャージに対するポイント還元率もアップする。

複数枚のイオンカードを持っていた場合は、「Web明細(環境宣言)」のポイントまたはマイルは1枚分しか加算されず、ときめきポイントの対象カードと「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」を保有していた場合は、ときめきポイントのみの加算となる。イオン銀行ポイントクラブのステージは、イオンカードの利用額だけでなく、イオン銀行のデビットカード、イオン銀行のWAON利用額も合算して判定される。

Web明細は過去3カ月分まで閲覧でき、PDFでダウンロードすることも可能。既にイオンカード会員の人には、2017年7月10日までに「Web明細(環境宣言)」に新規登録して5,000円以上利用すると、抽選で100名にときめきポイント1万ポイントが当たるキャンペーンも実施中だ(「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」は対象外)。

このほかにも「ファミマTカード」、「出光カード」、「日産カード」などもWeb明細の利用でポイントをもらえる制度があり、他のカードでもWeb明細を利用することで年会費やポイント還元率の優遇を受けられることは少なくない。Web明細は紙の排出を抑えて環境にやさしいだけでなく、郵送よりも早く確認できる、保管に場所を取らないなどのメリットもあり、カード会社にとってもコストを節約できて、お互いにいいことづくし。必ずしも紙の明細を必要としていないなら、確実に利用しておくべきサービスだ。

(※クレジットカードの用語などは以下を参照)

『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』

※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

<著者プロフィール>

タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。3月8日発売の『最強クレジットカードガイド2017 本当にトクするカードの選び方・使い方=写真=』(角川SSCムック)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
(タナカヒロシ)

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