お土産にも! 京の台所「錦市場」で絶品ワンコイングルメを食べ歩き

お土産にも! 京の台所「錦市場」で絶品ワンコイングルメを食べ歩き

画像提供:マイナビニュース

●チョコレートコロッケってなんだ!? 京都ならではの優しいスイーツも
京都の目抜き通り四条通の一本北に位置する錦市場。地下鉄「四条駅」から徒歩3分の距離にあり、390mになる通りの両側にはさまざまな商店が軒を連ねる。野菜や鮮魚を始め、京料理には欠かせない湯葉や生麩(なまふ)などの食材がそろい、約400年にわたり料亭から家庭の台所まで京の食文化を支えてきた場所だ。

地域に密着した市場であるだけではなく、観光客が楽しめるグルメスポットもたくさん。中で食事ができる店もあるが、今回は手軽に食べ歩きが楽しめるものを紹介しよう。

○まずは「錦の天神さん」にご挨拶

10時、錦市場に到着。お昼前後になると大勢の観光客でごった返すので、ゆっくりと巡りたいなら店が開いて間もない10〜11時頃に行くのがオススメ。店ごとに定休日も異なるので、お目当てがある場合は事前に調べてから行くといいだろう。錦市場の入り口には、錦の青物問屋が生家として知られる画家・伊藤若冲のポスターが掲げられている。

錦小路の東端には、「錦の天神さん」と京都の人に親しまれている「錦天満宮」があるので、まずは立ち寄ってみよう。天満宮の本殿には、平安時代の学者であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っている。境内の地下からは、京の名水のひとつである「錦の水」が湧き出ている。

境内には臥牛の像は「撫で牛」と呼ばれ、背中や頭をなでるとご利益があるとされる。また、「からくりおみくじ」は人が近づくと神楽が鳴り出して獅子舞が踊り始め、コインを入れると獅子がおみくじを運んでくれる。

○ハリネズミも錦市場のおいしい顔

お参りを終えた後は、早速食べ歩きをスタート。まずは錦市場の名物にもなっている、井上佃煮店の「チョコレートコロッケ」(120円)を食べてみた。チョコレート×揚げ物の組み合わせが想像以上に合う! チョコの甘さや軟らかさもちょうどよく、ペロリと食べられる。

「うちだの味どんつき」で販売している、「古都ほかまんじゅう・牛肉しぐれ」(350円)もぜひ味わってほしい一品だ。生地の中に、牛肉しぐれ煮、きんぴらごぼう、しば漬が入っている。きんぴらやしば漬の歯ごたえが楽しく、濃いめの煮物の味つけが肉まんによく合っている。

京とうふ藤野直営店「こんなもんじゃ」では、こだわりの大豆と水で作ったお豆腐や揚げ、豆乳をたっぷり使ったスイーツなどを販売している。中でも人気の「豆乳ドーナツ」(300円/10個)は、食べ歩きにぴったりの小さめサイズ。くどくない豆乳の優しい甘さでパクパク食べられる。

錦市場の始まりは、御所に出入りしていた近隣諸国の商人による鮮魚市。続いては、そんな鮮魚を用いたグルメたちを紹介しよう。

●カルパッチョも串仕様! 試食しながらお土産選びも
○鮮魚グルメはマスト!

錦市場周辺は豊富な地下水に恵まれていたため、鮮魚の貯蔵に最適だったとか。そんなわけで、今でも錦市場には多くの鮮魚店があり、食べ歩きグルメも充実している。

絶対に食べてほしいのが、魚力の「はも天ぷら」(500円)。脂が乗っているのにさっぱりしており、ふわっふわで甘みがある。ここでしか食べられない、できたてをぜひとも味わってほしい。「櫂」で販売されている「たこたまご」は、小さいタコの中にうずらの卵が入っている面白いメニューだ。

○焼きポンも漬物も試食しながら

試食をするのも食べ歩きの楽しみのひとつ。ちょっと食べてみて気に入れば、お土産にすればいいだろう。「京丹波」では、特殊圧力製法で焼き上げた栗「焼きポン」の実演を見られたり試食ができたりする。圧力をかけてじっくり焼いた黒豆茶の試飲と販売も行われている。黒豆茶は、ふわっと立ち上る香ばしさと豆独特のしっかりしたコクが特徴だ。

京都の「食」の歴史に触れられる錦市場は、伝統を大切にしながらも時代に合ったスタイルに日々進化を遂げている。食べ歩きグルメひとつとっても、一回の訪問では食べきれないほどたくさんあるので、来たこともない人も以前に来たことがある人も、ぜひここだけの魅力・味わいを堪能してほしい。

※価格は税込
(田中瑛子)

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