楽天LIFULLと米HomeAwayが業務提携 - 国内の民泊物件を拡充、世界中の利用者に情報提供へ

楽天LIFULLと米HomeAwayが業務提携 - 国内の民泊物件を拡充、世界中の利用者に情報提供へ

画像提供:マイナビニュース

●HomeAwayとは?
楽天LIFULL STAYと米HomeAwayは7月3日、国内の民泊事業における業務提携に合意したと発表した。楽天LIFULLが国内の民泊物件を拡充し、HomeAwayを通じて世界中の利用者に情報を提供することで、国内へのインバウンド需要拡大を目指す。

HomeAwayは、世界最大級の旅行サイトExpediaのグループ企業として、世界最大級の「バケーションレンタル」事業を行う。これは、住宅をオーナー不在の間に短期間貸し出す事業で、一軒家や別荘、古民家、マンション、ヴィラなど、基本的に住居自体を貸し出す仕組みだ。米国では1950年代から同様のサービスは存在しており、HomeAwayは2005年に設立された。

HomeAway日本支社長の木村奈津子氏は、2008年に設立し民泊サービスとして有名なAirBnBとはコンセプトなどが異なるとしている。利用者は30〜50代が中心で、家族・グループ旅行者が多く、平均単価が高い、といった特徴があるという。HomeAwayの取扱高は約1兆6000億円に上り、サイト訪問者は月間4000万人に達しており、米国を中心に世界最大級のバケーションレンタル事業者だとしている。

今回の提携では、楽天LIFULLが国内の民泊物件を開拓。その物件情報をAPI経由で、HomeAwayを使って検索できるようにする。

●業務提携で何が変わる?
加えて、楽天LIFULLは、地方の空き家の利活用、リゾートコンテンツの創出などによってインバウンドの集客、地方への送客による活性化、雇用の創出も目指す。

HomeAwayからは、どこの国の人が、どの地域に行きたがっているか、といったマーケティングデータの提供も行うほか、実際の販売データも提供する。両社の間ではレベニューシェアも今後行われる予定だ。

楽天LIFULLは、LIFULLが構築する「LIFULL HOME'S 空き家バンク」と連携し、地方の空き家情報を民泊として活用するほか、体験型民泊を提供するなどのコンテンツ創出も目指す。HomeAwayは、日本の地方ごとの観光情報などを提供するコンテンツをユーザーに提供することで、地方への送客を目指していく考え。

楽天LIFULL STAYの太田宗克社長は、「地方自治体のネットワークも活用して、魅力的なコンテンツも創出していきたい。どんどんお客様を呼びこんでもらい、インバウンドの可能性を広げていきたい」と強調している。
(小山安博)

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