目指すは空のスーパーカブ! 誰もが乗れる個人用航空機、2022年完成へ

目指すは空のスーパーカブ! 誰もが乗れる個人用航空機、2022年完成へ

画像提供:マイナビニュース

もりもと技術研究所は8月5日・6日に開催される「Maker Faire Tokyo 2017」に、開発中の飛行機用動力ユニットを出展する。同研究所は「パーソナル プレーン 開発 プロジェクト」(PPKP)を進めており、「誰もが手軽にのれる、空のスーパーカブを作る」をコンセプトに、次世代の交通手段として誰もが手軽に乗れる個人用航空機の開発を目指している。

開発中の製品は自動運転で空を飛べる個人向けの航空機であり、自動運転を行うことで、難しい訓練なしで誰でも空の移動を実現できる乗り物を目指している。この航空機は、目的地を入力することで誰もが自由に空を飛べるようになっており、さらに数m〜十数mといった短距離での離着陸を実現し、空地や駐車場、ビルの屋上などからも離発着できる利便性を持ち合わせる。

大きな翼を持つ飛行機タイプで、万が一動力が失われた場合でも、滑空することで着陸可能な場所まで移動できるという安全性を確保する。翼を使用しない時は折りたたむこともできる。また、翼で飛ぶ機体のため、少ないエネルギーでより遠くまで移動することが可能となる。

この航空機が実現することで、渋滞に巻き込まれることもなく、忙しいビジネスパーソンの移動時間を極限まで短縮するほか、レスキューやレジャーなどさまざまな利用方法が想定されている。また、自動運転機能を活用して無人で飛ばすことで、災害地へ救援物資を届けたり、宅配したりといった用途にも利用できる。

同プロジェクトは開発を3ステップで進めている。現段階はファーストステップで、動力ユニットを開発中。初飛行は2017年冬から2018年にかけて実施し、2022年に完成を目指している。開発資金調達のため、2017年8月にクラウドファンディングを予定している。

ファーストステップは2017年末までの構想で、主に動力ユニットを開発する。動力ユニットはエンジンやプロペラからなる飛行機を前進させる装置であり、この動力ユニットにハンググライダーを組み合わせ、飛行性能や利便性、安全性を確認する。

セカンドステップは2018年夏〜2020年夏までの構想で、コンピュータによる操縦補助システム(オートパイロット)を開発する。開発したオートパイロットシステムにファーストステップで開発した機体を組み合わせ、誰でも簡単に操縦ができる機体にバージョンアップさせる。

サードステップは2020年〜2022年までの構想で、機体を新設計し、最終製品として完成させる。動力ユニットをシステムに最適な機体形状とすることで、ポテンシャルを最大限に引き出す。

目標スペック
全幅: 10.4m(折り畳み時 0.9m)
全長: 4.3m
最高速度: 120km/h
航続距離: 200km
推進ユニット: ターボ・ダクテッド・ファン形式
燃料: ケロシン

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