1日で何度もおいしい! 武蔵小山で食べ飲み歩き&天然温泉でスッキリ

1日で何度もおいしい! 武蔵小山で食べ飲み歩き&天然温泉でスッキリ

画像提供:マイナビニュース

●コッペパンは期待を裏切らない! 日本初のあのグルメも
都心のど真ん中にも、やはりベッドタウンは存在する。渋谷や目黒に程近い武蔵小山(品川区)はそのひとつだ。まるで郊外までやって来たかのように閑静な雰囲気が漂う武蔵小山駅周辺だが、わざわざ訪れてみたいほどの食べ歩きグルメや遊びどころはあるのだろうか。実際に歩き回って確かめてみた。

○武蔵小山は商店街が豊富!

武蔵小山駅は、JR山手線目黒駅から東急目黒線で約3分の距離にあり、"超"が付くほどアクセスのいい場所だ。このあたりは現在再開発中で、駅前も相当に新しい。そのためか、取材時は真夏の日差しだったにも関わらず、スッキリと涼しげな印象を受けた。

武蔵小山は戦前からの住宅地なだけあって、多数の商店街が連なっている。最も有名なのは、駅東口から800mもの長さで伸びるアーケード型商店街「Palm-パルム商店街」で、それに交差して「武蔵小山一番通り商店街」があり、その他にも「親友会商店街」や、西口には「目黒平和通り商店街」などがある。余談だが、パルム商店街を越えて更に進むと、かの有名な「戸越銀座商店街」へと続く。

それぞれ奥の方に面白いお店があったりするため、「歩き回るの面倒くさい」などと言わず、お散歩がてら歩いてみてほしい。しかも、距離があるように見えて意外とすぐに回れてしまう。

○何か新しい! 絶品「コッペパン」

コッペパンと言えば、小学校の給食を思い出す人も多いだろう。長細くて丸みを帯びた、あのパンである。そんな懐かしいコッペパンを並んでまで買いたくなる逸品へと昇華させたお店を、パルム商店街に見つけた。

「パンの田島」はコッペパンと揚げパンを専門にしたパン屋だ。「甘いコッペパン」「お惣菜コッペパン」「揚げたてパン」を販売している。チョコチップ&クリームやハム&タマゴが挟まったコッペパン、きなこのかかった揚げパン、お馴染みのカレーパンなどがあり、店頭でオーダーして出来上がりを待つ。

コッペパンは、遠い記憶にある給食のものとは違い、ふんわりキメ細やか。夏場にはアイスクリームの他、マンゴー&ヨーグルトクリームを挟んだ「夏コッペ」(280円〜)も販売している。正直、筆者としてはこれだけでも武蔵小山まで足を運ぶ価値があると思った。

○涼感たっぷりなゼリーもお見逃しなく

「健康こだわり食品」と書かれたのれんを見ると、何となく地味そうな気がして通り過ぎてしまう人もいるかもしれない。しかし、同じくパルム商店街で見つけた「近江の館」は、ちょっとした珍食品を置く面白いお店だった。

ここで目を引いたのは、日本初の魚肉ソーセージや、思わず誰かにあげたくなる夏季限定の爽やかなゼリー。「夏に飲んでほしい! 」という冷やし甘酒も販売されていたが、パックでの販売のため、その場で飲めるのは試飲のみだった。真っ赤な「赤こんにゃく」は、「派手好きな織田信長が作らせたと言われているんですよ」とのこと。親切な店員さんが、いろいろな食材トリビアも教えてくれて面白い。

○プチプライスな一口パン

パルム商店街の出口付近で、店頭にパンを並べた「こみねベーカリー」があった。店内には入らなくても買えて、価格もお手軽である。数十円単位のプチプライスなパンがあれば……と思って見ると、「もっチーズ」なるものがあった。なんと1個50円。3個で130円!

その他、パルム商店街には、全長60cmの超巨大パフェ(2,800円)で知られるカフェ「王様といちご」などもある。さすがに持って歩けないため立ち寄らなかったが、パフェ好きな人は試してみてはいかがだろうか。

夏に飲みたいもの……「それはビール! 」と拳を上げたくなる人も多いはず。続いては、武蔵小山でそんな欲求を満たしてくれるお店を紹介しよう。

●焼き鳥も串揚げも両方あり! 森林浴からの天然温泉というぜいたくも
○立ち焼き鳥&ビールでプハー!

焼き鳥屋「鳥勇」は、パルム商店街の終点と武蔵小山一番通りに各1軒ずつ2店舗ある。焼き鳥はいずれも1本150円で、激安とは言えないが、店先のカウンターで立ったまま食すローカル感満載な雰囲気が面白く、吸い寄せられずにはいられなかった。

カウンターで食べる場合は焼き鳥を自分で取り、自分でタレに浸す。お会計は食後だ。ドリンク(300円〜/ビール500円)も含め、持ち帰りができるため、ここでビールと焼き鳥を買って歩き飲みするのも楽しいだろう。

○じゃがいもの串揚げがホクホクのサクサクッ

ラストに紹介する食べ歩きグルメは、親友会通り商店街の揚げ物屋「福のから」だ。のれんのかかった店先に職人風のお兄さんが立っていて、不思議とグルメへの期待感もアップする。唐揚げも並んでいたが、ここでは串揚げをチョイスした。

○森林浴に天然温泉も!?

実は、武蔵小山は「食べ歩きだけじゃイヤ! プラスαが欲しい!! 」という人にもナイスな場所である。駅から徒歩10分以内の場所に、森林浴を楽しめる公園や天然温泉もあるのだ。

「林試の森公園」は、駅の西口から徒歩約10分。アップダウンのある丘陵につくられた緑豊かな公園だ。その傾斜のために森の奥へ吸い込まれそうに見える遊歩道があったり、丘の下に池が望めたりと、立体的な風景が楽しい。夏場は水遊びのできる「ジャブジャブ池」も開かれる。公園はほとんどが木陰となっていて涼しく、木はたくさんあるのに広々としている。静かで爽やかな公園だ。

天然温泉「清水湯」は、揚げ物屋「福のから」のすぐ裏にある。掛け流しの温泉や二段に分かれた露天風呂まであって、入泉料は460円。破格なのも驚きである。散策の終わりに、ゆっくりとリラックスしてみてはいかがだろうか。

ある店員さんによると、「パルム商店街は店舗の入れ替わりが激しい」とのこと。興味のあるお店が見つかったら早めに行ってみた方が良さそうだ。

※価格は全て税込

○筆者プロフィール: 木口 マリ
執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
(木口マリ)

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