手が届くクルーズ旅行! 日本初寄港の「スーパースター ヴァーゴ」はこう遊べ--写真49枚

手が届くクルーズ旅行! 日本初寄港の「スーパースター ヴァーゴ」はこう遊べ--写真49枚

画像提供:マイナビニュース

●豪華なクルーズ旅行が1日約1万6,300円から
外国船クルーズの場合、カボタージュ規制のため、短くても5泊6日程度の日程が必要になる。働きながらだと、なかなか調整が難しいのが現実だろう。しかし、「アジアにおけるクルーズの先駆者が初めて日本に寄港」ともなると、やはり気になるものではないだろうか。それも、思いの他リーズナブルに豪華な旅が楽しめるという。そこで今回、「スーパースター ヴァーゴ」が誘うクルーズ旅の魅力を凝縮して紹介しよう。

○東京ドーム約1.5倍の「洋上のリゾート」

「スーパースター ヴァーゴ」は、1993年に設立された香港ベースのスタークルーズが運航するクルーズ客船。同社は、TTGトラベル・アワードの「ベストクルーズオペレーダー(アジア太平洋地域)」部門を10年連続で受賞した他、2017年度ワールド・トラベル・アワードの"アジア・リーディング・クルーズライン(Asia's LeadingCruise Line)"部門において、6年連続となる最優秀賞を受賞するなど、世界的にも高く評価されている。

スタークルーズの旗艦船である13階建てのヴァーゴは、1999年にドイツで建造された客船で、総トン数7万5,338トン、全長268m、全幅32m、航海速力24ノット、最大速力25.5ノットというスペックになっている。「どこかで見たことがある!」という人もいるかもしれないが、実はこの客船、嵐の櫻井翔さんと北川景子さん出演で実写化したテレビドラマの劇場版『謎解きはディナーのあとで』にも登場している。

キャビンは全部で935室あり、乗客は1,870人まで対応可能。乗員を含めると3,000人程度の人が一気に乗り込むことになる。なかなかイメージが湧きにくいかもしれないが、広さを換算すると東京ドームの約1.5倍。まさに、「洋上のリゾート」という言葉がぴったりだ。

2017年7〜11月限定でヴァーゴが誘う初の日本発着クルーズは、毎週土曜日出港の7泊8日(大阪→横浜→清水→鹿児島→(終日航海)→上海(中国)→(終日航海)→大阪)と、毎週日曜日出港の7泊8日(横浜→清水→鹿児島→(終日航海)→上海(中国)→(終日航海)→大阪→横浜)の2種類がある。大阪発では20回、横浜発では21回の食事が含まれている。なお、乗船にはパスポートが必要になる(クルーズ終了時に有効期限が6カ月以上必要)。加えて、9月中旬は航路変更があるため、詳細はホームページを参照していただきたい。

○旅心に合わせて選べる6つのキャビン

冒頭で"思いの他リーズナブル"と述べたので、先に料金について触れておこう。935室あるキャビンは全部で6タイプある。窓がない「インサイド ステートルーム」(定員3,4人/12万8,000円〜)、海側で窓がある「オーシャンビュー ステートルーム(窓付)」(定員3,4人/15万8,000円〜)、バルコニー付きの「オーシャンビュー ステートルーム(バルコニー)」(定員2〜4人/19万8,000円〜)が、一般的なキャビンとなる。

さらにその上を行くスイートとして、バルコニーなしの「スター スイート」(定員3人/21万8,000円〜)、バルコニーとジェットバス付きの「ジュニア スイート」(定員4人/22万8,000円〜)、そして、バルコニーとジェットバス付きの「エグゼクティブ スイート」(定員3人/31万8,000円〜)が設けられている。

それぞれのキャビンには、一般的なホテルに設備されているような設備やアメニティーを完備しているが、特に「ジュニア スイート」と「エグゼクティブ スイート」ではフルーツやワインのサービスもあり、キャビン担当のクルーがサポートしてくれる。なお、船内は一部エリアを除いて禁煙(電子タバコを含む)だが、キャビンは喫煙可となっている。

上記金額は2人1室利用時の大人ひとりの料金で、出航時点で2歳以上は全て大人料金となる(2歳未満は大人ひとりの代金の25%)。3,4人目以降の代金は大人ひとりの代金の50%なので、上位クラスであっても3,4人で利用すれば、ひとりあたりの料金はもっと割安になる。また、ひとり部屋代金は大人ひとりの代金の150%となる。料金には別途、港湾税(1万2,500円)と船内チップ(スイート以上は大人ひとり1泊120香港ドル、バルコニー以下は大人ひとり1泊100香港ドル、2歳未満は不要)が必要になる。

なお、お得な特典として、乗船日から61日前までに申し込めばひとり2万円引きになるほか、バルコニー以上の利用者には船内で使用できるオンボードクレジットを1,000香港ドル(約1万4,000円)をプレゼントしている。

○宿&食事&エンタメ&手ぶら観光が全て込み

一番安い時期に「インサイド ステートルーム」を大人2人1室利用時した際の、大人ひとりの料金を計算してみると、キャビン代(12万8,000円)+港湾税(1万2,500円)+船内チップ(700香港ドル=約9,800円)で15万300円。さらに、61日前までに申し込めば13万300円となる。旅程は7泊8日なので、単純計算すると1日約1万8,800円(61日前申し込みで1日約1万6,300円)ということになる。加えて、大人4人なら早期申し込み割引で1日1万2,300円からという計算になる。

クルーズ旅行の醍醐味と言えば、荷物を船内に預けっぱなしにしてさまざまな地に行けることだ。ある意味、目的地の方が近づいてくれるというもの。今回のクルーズでは、海外を含んだ4都市をゆったり巡る。そして船内では、細部にまで行き届いたアジアンホスピタリティの中での宿泊に、多彩なグルメに、様々なエンターテイメント。下船してからの観光料金は別途必要になるものの、これらのサービスや体験を踏まえて考えると、"思いの他リーズナブル"な旅ができるのではないだろうか。

なんとなく、手が出せないような料金ではないことが分かったとしても、やはりそのサービス次第だろう。続いては、船内で楽しめるサービスについて紹介しよう。

●レストラン&バーにシアターにカジノまで! 寝る間も惜しくなる8日間
○20,21食もあるならさまざまレストランに行こう

国内にいながらインターナショナルな時間が過ごせるのも、海外船ならではの魅力である。船内での通貨は香港ドルで、公用語は英語と中国語、日本語になる。実際、乗客の大半は中国人のようだが、その中で日本人客も快適に過ごせるよう、日本人や日本語対応可なクルーが控えているほか、日本語メニュー・案内の明記や日本語船内新聞なども用意している。また、船内には日本人専用ラウンジもあり、日本人を優先的に個室に案内してくれるレストランも設けている。

クルーズの中で、一番楽しみなひとときと言えば食事だろう。船内には13ものレストラン&バーがあり、その内の3つ、インターナショナルビュッフェ「リド」(12階)、インターナショナルダイニング「スターダイニングルーム」(6階)、中華料理「パビリオン」(6階)は、食事代金無料(飲料は有料)のレストランとなっている。香港ベースの会社ゆえに、特におかゆは多くのレストランで提供できるように供えている。

有料レストランを見てみると、寿司や鉄板焼きを提供する日本料理「サムライ」(8階)のほか、チキンライスがイチオシメニューな東南アジア料理「ブルーラグーン」(7階)、絵画に囲まれながら有名ブランドの食器でいただく優雅な時間も過ごせる西洋料理「パラッツォ」(7階)などと、多種多様な料理を楽しむことができる。また、インド料理専門店を船内に設けているのも珍しい。この「タージ」(8階)ではインド料理のビュッフェを用意している。

○シアターもプールもゴルフも

エンターテイメントとして、7,8階の「ゾディアックシアター」では1日2回程度、予約不要のショーを実施している。日本語のフォローもあるが、基本的に言語を必要としないマジックショーや演劇などを展開するので、子どもも気軽に楽しめる。また、特に年齢制限もないので、このショーが初めての演劇体験という子連れ客もいるそうだ。

外国船ならではで言うと、カジノも外せない。18歳以上が対象となるが、運試しに挑戦してみるのもいいだろう。船内にはジュエリーや時計、香水などをそろえた免税店もある。もし大きな運をつかめたら、ここでとっておきのお土産を購入してみてもいいかもしれない。

また、今回のクルーズ限定で、ラウンジ12階の「ギャラクシーオブザスターズ」にて「ヴァーゴ the よしもと@クルーズ」も実施する。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する芸人やタレントが目の前で漫才やコントなどのパフォーマンスを披露するというもので、横浜・大阪発着どちらでも、7泊8日のクルーズ中に1回行われる。9月には「インパルス」や「あべこうじ」、「2700」「プラス・マイナス」「スリムクラブ」「レイザーラモン RG」などの芸人が登場し、また、9月16日の公演では新ジャンルの即興コントショー「THE EMPTYSTAGE」を予定している。

エンターテイメントとしてもうひとつ、ぜひ体験してもらいたいのが、12階に設けられた屋外プール「パルテノンプール」だ。約100mのメガウォータースライダーが供えられているのだが、海にせり出すように設けられたカーブ手前はスケルトンになっており、滑走する中に突然現れる風景でスリルが一段と増す。プールの側にはジェットバスも供えられているので、冷えた身体はここで優雅に温めよう。

●船上でバスケットボールやゴルフも可能! 穴場的な図書館でゆったりと
○スポーツ施設もいろいろ! 操舵室も自由に見学

そのほかにも、13階の屋上にはバスケットボールやゴルフ練習ができる「スポーツデッキ」や屋外ジョギングトラック「スタートラック」、12階にはジム・水流エクササイズプール・サウナ・を供えた「アポロスパ&フィットネスセンター」、10階には子どもが遊べるゲームルーム「アーケード」、7階には個室カラオケ「カラオケルーム」(有料)などを供えている。

アポロスパではマッサージのほかマニキュアも対応しているが、フットマッサージが3,000円、マニキュアが2,000円と、船内サービスの割にはリーズナブルな価格設定となっている。

長い船旅のおともに本を、という人もいるだろう。船内には日本語の書籍もそろえた図書館が設けられている。図書館の空間そのものも、なんだか優雅である。また、操舵室の見学が自由にできるのも、「スーパースター ヴァーゴ」ならではのサービスと言えるだろう。見学エリアにはヴァーゴに関する資料や展示もされているので、あわせて楽しんでいただきたい。

船内にはWiFi(有料)を完備しており、さらに12階には美容室が4階には医務室があるなど、もはや客船の上で十分生活ができそうなほどの充実ぶりである。

○続々と外国船が日本に寄港中

クルーズ市場を見てみると、船内で1泊以上宿泊する日本人の国内外へのクルーズ利用者は、2016年で過去最高の24万8,000人となったという(国土交通省調べ)。そのひとつの理由に、外国船社による日本発着クルーズの増加があり、その傾向を受けて「スーパースター ヴァーゴ」も初の日本発着クルーズとなったという。ヴァーゴの横浜・大阪発着クルーズは2017年7月〜11月限定であり、2018年も実施するかはまだ未定となっている。

キャプテン主催のガラディナーではややドレスアップした服装が求められるが、ヴァーゴ自体は優雅でありながらカジュアルな船旅をモットーとしている。気軽に楽しめるという意味でも、初めてのクルーズにぴったりだろう。なかなか8日間を確保するのが難しいかもしれないが、ここだけの体験と出会いをぜひお見逃しなく。
(松永早弥香)

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