「トリエ京王調布」から始まる新しい調布! 全3館の魅力を一気に紹介--写真51枚

「トリエ京王調布」から始まる新しい調布! 全3館の魅力を一気に紹介--写真51枚

画像提供:マイナビニュース

●成城石井初のデリ&カフェも! 調布駅直結全63店舗のA館
京王電鉄京王線「調布駅」が地下化したのは2012年のこと。"開かずの踏切"がなくなったことで利便性も高まったものの、シンボル的な駅舎がなくなったことをさみしく思う住人も多かったようだ。そんな調布の中心に新しいランドマークとなる商業施設「トリエ京王調布」が、9月29日に開業する。

○目標は年間来場者1,000万人・年商150億円

トリエ京王調布のコンセプトは「調布らしい"ちょっとステキ"な生活」。A・B・Cの3館から構成される同施設の周辺は、駅前広場に面したテラス席や南北に連なる壁面緑化など、"人々や暮らしを結ぶ"をテーマにした環境施設を整備している。また、映画づくりが盛んな街・調布として、特に住人からも要望が大きかったシネマコンプレックスを併設し、調布駅構内にも映画をイメージしたデザインを採用した。

調布駅周辺にはすでに「調布PARCO」や「東急ストア」などがあり、直近では同じ京王線「府中駅」前に複合施設「ル・シーニュ」が7月14日に開業。もう少し足を延ばせば、国分寺駅周辺にも2018年に商業施設が誕生する。そうした中でトリエ京王調布は、半径5km圏内にあたる千歳烏山から府中エリアの住人を視野に入れながら、日常使いとともに休日を楽しめる空間の提供を目指し、初年度の目標として、年間来場者1,000万人・年商150億円と定めている。

○調布の真ん中に3つの大樹

トリエ京王調布には全72店舗が出店。ショップ(A・B・C館、営業時間10〜21時※ショップの一部店舗は営業時間が異なる)、レストランフロア(A館5階、営業時間11〜23時)、ビックカメラ(B館、営業時間10〜21時)、イオンシネマ シアタス調布(C館、営業時間8〜24時)を展開する。駐車場はC館にあり、約330台に対応。最初の2〜3時間は無料で使える駐輪場は、各施設に備えている。

トリエ京王調布は、ファッション系が3割、雑貨系が3割、その他が4割を占める店舗展開であり、「自然体でいながらもちょっとセンスアップした生活に憧れる女性&その女性に繋がる人々」をターゲットとしているが、ファミリーや高齢者にとっても訪れやすく憩える空間になることを目指している。3施設は調布駅広場口を挟んで連なっており、トリエの語源である「3本の大樹(tri: 3を表わすラテン語、tre: 樹木を表わすアイスランド語)」の通り、調布の地に育まれる3本の大樹として、街と共に成長していければ、という想いが込められている。

○店内でも緑や自然を

地下1階の改札フロアには、生鮮コンビニ「京王ストアエクスプレス」やベーカリー・カフェ「ベーカリー&カフェ ルパ」、化粧品「アートマン アートマン コスメ」があり、通路の天井や壁面には映画をイメージしたデザインが施されている。

調布駅直結のA館から見てみよう。1階の食品フロアには9店舗がそろう。中でも注目なのは、約1万1,500アイテムをそろえるスーパーマーケット「成城石井」。このトリエ京王調布店ならではの取り組みとして、新業態となるデリ&カフェを併設している。

店内では成城石井のアイテムを9割以上使って作られた料理を提供しており、そのレシピも持ち帰り用に備えている。店内で料理を楽しむだけではなく、レシピを元にして買い物を楽しめる。デリ&カフェエリアも含めると、同店は成城石井の最大店舗となる広さであり、広報によると、同店の展開を踏まえて今後のデリ&カフェ展開も構想するという。

2階のファッションエリアには、希少なコーヒー豆「スターバックス リザーブ」も取りそろえ映画をイメージした照明でくつろぎ空間を提供するカフェ「スターバックス コーヒー」をはじめ、生活雑貨やバッグ、ジュエリー、コスメ、メンズ・レディースなど、全14店舗を展開。3階もファッションフロアとして、雑貨や帽子、アクセサリー、腕時計、キッズ・メンズ・レディースなど、全16店舗がそろう。

4階のライフスタイルフロアには、婦人服や生活雑貨、ギフト好適品などをそろえた「京王百貨店」の小型サテライト店を展開。同社の小型サテライト店はトリエ京王調布で2店舗目であり、店内では食品や生活雑貨、へ商品などを新宿店から取り寄せるサービスも展開する。4階ではそのほか、書店や雑貨、メガネなど全10店があり、キッズスペースやおむつ替えスペースも備えている。

5階はレストランフロアになっており、自然食バイキング「はーべすと」や洋食「洋食亭ブラームス」、回転寿司「もりもり寿し」、イタリアン「北海道イタリアン ミア ボッカ」など、11店舗が店を構える。この5階は調布にも流れ着いている多摩川の河川敷をイメージした空間になっており、トップライトによって木漏れ日のような光が降り注ぐ屋上庭園も設けられている。

続いては、調布エリアに不足していた大型家電量販店を備えたB館を紹介しよう。

●ビックカメラがあえて1階に電化製品を置かない!? 全2店舗のB館
○肉は朝から夜まで一日中OK

4階からなるB館は、1階にホットドッグ・ステーキ・カフェ「ニックストック」と1〜4階に家電量販店「ビックカメラ」がある。

ニックストックは"肉がうまいカフェ"をコンセプトにしており、モーニングから自家製極太ソーセージを載せた「極太ホットドッグ」(税別780円/ドリンク付き)などを展開。ランチも「熟成牛ハンバーグランチ」(税別880円/ライス・サラダ付き)など全20種類と種類が豊富であり、カフェタイムにはパンケーキ(税別850円〜)などのスイーツも用意。ディナーは総重量1kg/全10種類を盛り合せたフォトジェニック肉プレート「ニックビレッジ」(税別5,250円)なども提供する。

○「家電専門店=男性」を覆す

ビックカメラは、「家電専門店=男性」というイメージを覆すとともに、あらゆる層に体験・発見を促す店舗展開が特長。通常、店舗の顔である1階には、携帯電話やテレビ、カメラといった電化製品が並ぶことが多いが、トリエ京王調布店では、女性からの支持も高い自転車やフィットネス用品、そして、お酒も展開している。特に自転車専門店「ビックスポーツ」では、自分好みのカラーやパーツを組み合わせたオーダーメイド自転車を作ることもできる。

2階には、プログラミング教育を視野に入れ最新のロボットを使ったSTEM教育の紹介や、格安スマホ・格安SIMカード即時発行カウンター、スマートフォンアクセサリーコーナー、体験できるオーディオコーナーなどを展開する。

3階には、テレビのスマートな設置方法を紹介する壁掛けテレビコーナーや、レンズやフィルターを試せるカメラコーナーのほか、360度カメラやドローン、ゲーム機などの最新商品などを取りそろえる。特に同店ならではなのが、ビックカメラ初となるメガネエリア「Price Of 7」。オリジナルメガネも含め、価格を3,800円〜2万8,800円までの7つの設定で展開している。4階では、パーティーで活躍するフォトジェニックな家電やキッチン小物、また、都内店舗では初となるマッサージツール「ドクターエア」の体験コーナーも設置する。

続いては、周辺住民からの要望も高かったシネマコンプレックスを備えたC館を紹介しよう。

●待望の巨大映画館、"猿田彦珈琲劇場"のフィナーレ! 全7店舗のC館
○「映画のまち調布」の中心的存在

C館は特に、「映画のまち調布」を体現する施設となっており、地下1階〜5階の施設内で大型シネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」が2〜4階を占める。11スクリーン・総座席数1,672席と、同社の中でも最大級の規模を誇る施設であり、東日本初となるプレミアム・スクリーン「グランシアタ―」(一律3,000円)など、特色のあるつくりになっている。

グランシアタ―は、アジア圏で初めて仏・キネット社製の最高級シート「ダイアモンド・クラス」を採用し、全36席のみで通常の2倍以上のゆったりスペースを確保したくつろぎ空間となる。高級レザーの専門シートは、座り心地を追求した設計により、頭部・背中・腰を包み込む電動リクライニングシステムを搭載している。さらにドリンクもセットになっており、いつもよりぜいたくなひとときが楽しめるだろう。

また、都内シネコン最大級となる530席を備える10番スクリーンには、東日本で初となる立体音響テクノロジー「GDC featuring dts-X」を搭載。大型スクリーンの映像とイオンシネマ独自の4ウェイ立体音響システム「ULTIRA(ウルティラ)」と組み合わせ、より臨場感のある映像が楽しめる。そのほか、6番スクリーンには、シートが映画と連動して動き、雨や煙などの演出で五感を刺激する「4DX」(鑑賞料金+1,000円)も導入している。

○猿田彦珈琲の初志を具現化

1階のショップエリアには、産地直送レストラン「産食グリル&生パスタ カムラッド」やラーメン・バル「鶏蕎麦十番 ICHIKORO」などの飲食店や、サイクルショップ「コギー」も出店。コギーでは、価格もお手頃で女性も気軽に楽しめるようなエントリーモデルの自転車も取りそろえるほか、レンタサイクル(1日2,000円〜/損害保険料込み)も展開する。周辺には深大寺や多摩川もあり、ここを起点にサイクリングを楽しむのもいいだろう。

そして、猿田彦珈琲の最大店舗にして、創業時に代表取締役の大塚朝之氏が構想した店舗を実現した「猿田彦珈琲 調布焙煎ホール」も、このC館にある。同店は焙煎機4台を備えた焙煎工房兼旗艦店であり、コーヒーが作られていく全ての工程をガラス越しに見ながらくつろげる。

コンセプトは「生体展示」と「王道」。コーヒーを飲む・体験する、その時間が最もおいしい記憶になるように、リビングのような居心地の良さと、焙煎工房でコーヒーマンが働く姿を眺められる空間にこだわった設計となっている。テラス席も含めると108席あり、それぞれの席はカウンターやテーブル、ローテーブルと、訪れる人のスタイルに合わせて思い思いに過ごせる空間にしつらえられている。側には写真集や雑誌、絵本などもあるのもうれしい。

メニューは通常のコーヒーやエスプレッソ、フラッペのほか、新宿駅直結の「猿田彦珈琲とティキタカアイスクリームのお店」から展開を始めた「アイスクリーム」(税別450円〜)、また、同店限定の「寿太郎ホットケーキ」(税別720円/ホットケーキ3枚)も取りそろえる。

同店の展開に関して大塚氏は、「特にこの1年半、いろいろな展開をしてきましたが、この調布店は創業時にイメージした、いろいろな人がそれぞれのスタイルで楽しめる空間をやっと実現できた場所だと思います。その意味では、『猿田彦珈琲劇場』第一章のフィナーレになる店舗です」と語る。フィナーレと言いつつ、今後に関しても「面白いことをやりたい。それに尽きますよ」と笑顔を見せてくれた。

各館1階には、店内の雰囲気を感じられるガラス窓やテラス席を設置することで、調布の街に馴染む空間になることを意識している。また、壁面には色を変えられる照明の疑似窓が設けられており、季節にあわせて様々な色に街を照らす。特にC館周辺では、かつて地上にあったレール跡が残されており、自然を感じられる木製のプレイルームも設けられている。調布の街に馴染む新しい空間が、また新しい賑わいを生み出してくれることだろう。
(松永早弥香)

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