「古代アンデス文明展」には貴重な展示が集結! 黄金製品やミイラなど200点

「古代アンデス文明展」には貴重な展示が集結! 黄金製品やミイラなど200点

画像提供:マイナビニュース

国立科学博物館(東京都台東区上野公園)では10月21日〜2018年2月18日、「古代アンデス文明展」を開催する。

同展は、現在のペルー、ボリビア、アルゼンチンとチリ北部にあたる地域に栄えた古代アンデス文明を、約200点におよぶ作品を介して紹介するもの。

南米大陸の太平洋岸に展開した、時間的にも空間的にもあまりに巨大で複雑な文明の全体像はまだあまり知られていない。時間的には先史時代から16世紀にスペイン人がインカ帝国を滅ぼすまでの約1万5000年間、空間的には南北4,000km、標高差4,500mにおよぶ広大な地域で、ナスカ、モチェ、ティワナクなど多種多様な文化が盛衰を繰り返した。

これらの文化の魅力と個性を紹介してきたのが、1994年に同館で開催した「黄金の都シカン発掘展」にはじまり、2012年「インカ帝国展‐マチュピチュ『発見』100年」まで5回の展覧会で、400万人以上を動員した「TBSアンデス・プロジェクト」となる。

その最終章であり、集大成といえる今回の同展では、いくつもの文化が連なり、影響を与え合う中で育まれた神々の神話や儀礼、神殿やピラミッドをつくり上げる優れた技術、厳しくも多彩な自然環境に適応した独自の生活様式などを、約200点の選び抜かれた黄金製品、ミイラや土器など、貴重な資料によって明らかにするという。

会場は、序章「人類のアンデス到達とその後の生活」(紀元前13000年〜前3000年頃)、第1章「アンデスの神殿と宗教の始まり」(カラル文化:紀元前3000年頃〜前1500年頃)、第2章「複雑な社会の始まり」(チャビン文化:紀元前1300年頃〜前500年頃)、第3章-1「さまざまな地方文化の始まり」(ナスカ文化:紀元前200年頃〜紀元650年頃)、第3章-2「さまざまな地方文化の始まり」(モチェ文化:紀元200年頃〜750/800年頃)、第4章-1「地域を超えた政治システムの始まり」(ティワナク文化:紀元500年頃〜1100年頃)、第4章-2「地域を超えた政治システムの始まり」(ワリ文化:紀元650年頃〜1000年頃)、第4章-3「地域を超えた政治システムの始まり」(シカン文化:紀元800年頃〜1375年頃)、第5章「最後の帝国―チムー王国とインカ帝国」(チムー王国:紀元1100年頃〜1470年頃、インカ帝国:紀元15世紀早期〜1572年)、第6章「身体から見たアンデス文明」(チリバヤ文化:紀元900年頃から1440年頃)で構成。9つの文化とその遺跡を紹介する。

また会期中には、「ウユニ塩湖」を体感できる「VRウユニ塩湖〜17,000kmの彼方へ〜」(料金500円)、同展監修者による記念講演会(10月22日:島田泉氏/11月26日:篠田謙一氏)、かわいいアルパカと一緒に写真が撮れる「しあわせ"もふもふ"アルパカ記念撮影会」(12月26日:料金無料/参加には「古代アンデス文明展」の半券が必要)などのイベントも開催する。

会期は、10月21日〜2018年2月18日。休館日は毎週月曜日、12月28日〜1月1日、1月9日。ただし1月8日、2月12日は開館。開館時間は、9〜17時(金曜日・土曜日は20時まで)で、入館は各閉館時刻の30分前まで。開催場所は、国立科学博物館(東京都台東区上野公園)。

また、入場料(税込)は、一般・大学生が前売券1,400円/当日券1,600円、小・中・高校生は前売券500円/当日券600円。金曜・土曜限定ペア得ナイト券は、会場での当日販売のみで2,000円となる。
(エボル)

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