「一六タルト」はなぜ愛媛銘菓になったの? 今やあのキャラとのコラボ展開も

「一六タルト」はなぜ愛媛銘菓になったの? 今やあのキャラとのコラボ展開も

画像提供:マイナビニュース

愛媛の銘菓「一六タルト」といえば、もはや全国区の人気商品。知らない人は少ないだろう。最近では、愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」とコラボしたみかん味など、味のバリエーションも楽しめるようになった。また、季節限定の味もあるというが、春にオススメはどんなフレーバー? 製造販売元の一六本舗に、一六タルト誕生秘話とともにうかがった。

○松山藩主がポルトガル人から教わったお菓子

一六タルトのルーツを辿ると、正保4(1647)年の話になる。幕府より長崎探題職兼務の命を受けていた久松家初代松山藩主・松平定行公が、この年、ポルトガル船2隻が入港したとの知らせを受けた。そして向かった先の長崎でポルトガルのお菓子を食したところ、その味に惚れ込み、松山に製法を持ち帰ったのだ。菓子の製法は後に久松家の家伝とされ、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わったことで四国の銘菓になった。

以降、多くの人に愛され続け、2016年には「珈琲 和菓子アワード2016」(主催: 珈琲 和菓子発掘プロジェクト実行委員会)においてグランプリ受賞の快挙も遂げている。
○食べやすさも人気の理由

卵、砂糖、小麦粉をバランスよく配合して焼き上げた、きめ細やかで口当たりのよいスポンジで、皮をむいた小豆餡と白双糖、香り高い柚子で作った餡を巻き、ほどよい厚さにカット。あらかじめスライスして販売するようになった昭和43(1968)年10月以降、カットすることなくすぐに食べられることが理由で、一気に人気に火が付いたのだとか。

また、「もっと気軽に味わいたい」の声を受けて、個包装の食べきりタイプも用意。さらに現在では、「抹茶味」や、ひと切れ個包装タイプのみかん味「みきゃん」、チョコ味「ダークみきゃん」といった楽しいラインナップも登場している。

○季定フレーバーや愛媛コラボ商品も要チェック

また、3月15日までは季節限定でひと切れ一六タルト「あまおう苺」、3月1日から4月15日までは桜フレーバー、4月16日からは甘夏みかんフレーバーが登場となる。

その後も、各季節に応じたフレーバーの用意があるとのことなので、愛媛を訪れた際には、ぜひ限定フレーバーもチェックしてみてはいかがだろうか。さらに通販では、一六タルトと今治タオルがセットになった詰合せも用意されているので、プレゼントとして利用するのもいいかも。
(松本玲子)

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