「つり革」にまつわる商品あれこれ 携帯抗菌グリップや子ども用、つりわパンなど

「つり革」にまつわる商品あれこれ 携帯抗菌グリップや子ども用、つりわパンなど

直接触れることなく、安全につり革を掴める「GripPon」

 電車やバスの車内でつかまる「つり革」に関連して、これまでにないアイデアを取り入れた商品が続々と生まれている。

 公共交通機関などの車内で立っている際につかまる「つり革」。抗菌対策から子ども用、つり革そっくりなパンまで、このところさまざまな関連商品が登場し、注目を集めている。

 衛生の観点から、素手でつかむことができない悩みを解決するのは、創考テクノ(神奈川県座間市)の考案した「GripPon(グリッポン)」。軽量コンパクト、抗菌剤(Agイオン)入りで、水洗いもできるつり革専用グリップだ。つり革への着脱が容易な樹脂素材を採用し、携帯にも便利なスグレモノ。これまで苦肉の策として利用していたハンカチを使う必要もなくなり、列車やバスの車内での快適度が少しアップしそうだ。価格は700円(税別)。

 子ども用の小さなつり革「こわっか(3,780円・税込)」は、日夜、子育てに奮闘中のママやパパのベルトやバッグ、ベビーカーなどに装着する。子どもと一緒に外出した際に、親の手が荷物で一杯になって手を握り合うことができない場合などに活躍する。同商品を企画した「こぐ(東京都中野区)」は、公共交通機関で子どもがつり革につかまりたいと親にねだる光景をよく目にしたことから、「つり革スタイルなら子どもも喜んで握ってくれるはず」と考え、商品化に至ったという。経年変化を楽しめる無垢の木と革製のベルトで作られている。

 一方、イタリア生まれの棒状のパンであるグリッシーニをベースにした「カタカタつりわぱん(250円・税込)」は、つり革そっくりな一品。京都にある市電カフェ(運営はエーゲル/京都府京都市)の人気商品だ。2014年、同カフェのオープンと同時に発売して以来、販売個数は今年の8月末には2万個を突破した。味は、通年販売されるシュガー、ごま、岩塩、シナモンのほか、夏と冬には季節限定商品も。今秋、京都へ出かける機会があれば、話のネタにと味わってみてはいかがだろう。

 見慣れたつり革が、アイデアひとつでユニークな商品に早変わり。関連商品はまだまだ増えそうな気配だ。