株式投資、個人参加者が減少傾向にある中、 個人投資家の52%「国内株式保有を増やしたい」

 株式投資をしている人の割合が減少傾向にある中、個人投資家の約半数は国内株式を積極的に保有したいと考えているようだ。

 マイボイスコム株式会社は株式投資に関するアンケート調査を実施し、その結果を10月1日に発表した。調査期間は8月1日から5日で、有効回答数は1万815件。

 株式投資の経験の有無を聞いたところ、「現在もしている」が21.7%、「現在はしていないが、以前はしていた」が10.7%で、32.4%が株式投資の経験があった。「売買をしたことがない」は67.6%だった。株式投資の経験率をみると、男性や高年代層、世帯年収が高い層で高く、30代以上の男性は、約3割が「現在もしている」と回答した。

 同調査は毎年実施しており、今回の調査が19回目となる。「現在も株式投資をしている」と回答した割合に限定して過去の調査結果と比較すると、2015年8月の前回調査では22.2%で、今回の調査より0.5ポイント多かった。また、2007年8月の調査時は29.2%で、今回の調査より7.5ポイント多かった。なお、2007年8月1日の日経平均株価の終値は1万6,870円98銭、今回調査の8月1日の日経平均株価の終値は1万6,635円77銭だった。

 一方で、個人投資家への意識調査も行われている。野村證券は個人投資家1,000名を対象に投資動向について調査を実施し、「ノムラ個人投資家サーベイ 2016年9月」にまとめ、9月15日に発表した。調査期間は9月5日から6日。なお、9月5日の日経平均株価の終値は1万7,037円63銭。

 調査結果によると、個人投資家に金融資産の保有意向を聞いたところ、「国内株式」は「増やしたい」が52.0%で、「減らしたい」が11.1%、「増やしたい」という回答比率から「減らしたい」という回答比率を差し引いた「DI値」は40.9だった。「預貯金」では「増やしたい」が37.2%、「減らしたい」が5.5%、DI値が31.7、「国内投資信託」では「増やしたい」が17.0%、「減らしたい」が6.7%、DI値が10.3、「金」では「増やしたい」が10.2%、「減らしたい」が0.2%、DI値が9.9だった。個人投資家がさまざまな金融資産の中でも国内株式に注目している様子が分かる。

 株式投資をしている人の割合が年々減少傾向にある中、すでに投資を行っている多くの個人投資家は国内株式に期待しており、保有割合を増やしたいと考えているようだ。