「婚活サービスで結婚した」11.3% ブライダル市場縮小も婚活サービスのニーズ高まる

「婚活サービスで結婚」11.3%に増加 ブライダル市場縮小も婚活サービスの需要高まる

記事まとめ

  • 婚活サービスを利用しないと結婚できないと考える人は増えているよう
  • 2016年に結婚した人のうち婚活サービスを利用して相手を見つけた人は11.3%で年々増加
  • ブライダル市場が縮小する中、婚活サービスのニーズは高まっているようだ

「婚活サービスで結婚した」11.3% ブライダル市場縮小も婚活サービスのニーズ高まる

「婚活サービスで結婚した」11.3% ブライダル市場縮小も婚活サービスのニーズ高まる

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 婚姻数減少などの影響でブライダル市場が縮小を続ける中、婚活サービスを利用しないと結婚できないと考える人は増えているようだ。

 矢野経済研究所は3月、「国内ブライダル関連市場の調査」結果を発表した。調査におけるブライダル関連市場は、挙式披露宴・披露パーティ、新婚家具、新婚旅行、ブライダルジュエリー、結納式・結納品、結婚情報サービスの主要6分野が対象となっている。

 2016年のブライダル関連市場規模は前年比0.7%減の2兆5,290億円で、前年に続いて縮小すると予想されている。内訳をみると、市場全体の過半数を構成する挙式披露宴・披露パーティ市場が、同0.5%減の1兆4,090億円となって3年連続で縮小した。

 近年、招待客を少人数に絞り込んで親族を中心に行う「少人数婚」スタイルを希望するカップルが増え、これに対応する会場も増加して少人数婚が定着した。また、婚姻件数の減少でジュエリーや新婚旅行など婚礼関連分野への支出が全体的に減少し、市場が縮小したと推測されている。今後もこうした傾向は続き、2017年の市場規模は同0.6%減の2兆5,150億円になると予想されている。

 そんな中、株式会社リクルートマーケティングパートナーズは「婚活実態調査2017」を実施し、その結果を7月12日に発表した。1次調査は全国の20〜49歳の男女を対象に5月16日から23日に行った。有効サンプル数は50,000。2次調査は20〜49歳の現在独身の男女に対して、5月19日から23日にかけて行った。有効サンプル数は2,400。

 2016年に結婚した人のうち、結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4つの婚活サービスのいずれかを利用して相手を見つけたは11.3%だった。これまでの推移を見ると、2013年に婚活サービスで結婚した人の割合は4.7%、2014年は6.7%、2015年は8.7%と年々婚活サービスを利用してパートナーを見つける人が増えていることが明らかになった。

 一方、婚活サービス利用経験がない恋愛もしくは結婚意向のある独身者に「婚活サービスを利用しなくても結婚できる」と思うか聞いたところ、「思う」と回答した人の割合は20代が39.3%で前年の調査より6.8ポイント低下、30代が23.3%で同13.2ポイント低下、40代が29.1%で同4.0ポイント低下した。

 婚姻数の減少などの影響でブライダル市場が縮小する中、新しいサービスを利用して結婚相手を見つける人が増えており、ニーズは高まっているようだ。