8月に日本を訪れた外国人旅行者は247万8,000人 成田空港の発着回数も7月に過去最高を記録

8月に日本を訪れた外国人旅行者は247万8,000人 成田空港の発着回数も7月に過去最高を記録

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 日本を訪れる外国人と海外に出かける日本人は増加傾向にある。玄関口の成田空港も新規就航や増便で航空機の発着回数が過去最高を記録した。

 日本政府観光局が9月20日に公表した「訪日外客数(2017年8月推計値)」によると、8月に日本を訪れた外国人旅行者の数は前年同月比20.9%増の247万8,000人で、8月として過去最高を記録した。多くの国が夏期休暇シーズンを迎えて旅行需要が高まる中、チャーター便を含む航空路線の新規就航や増便、訪日クルーズが訪日者数増加の追い風となった。

 市場別では、中国が前年同月比21.1%増の81万9,700人で、全市場を通じて初めて80万人を超え、単月として過去最高を記録した。次いで多かったのが韓国の62万900人(同35.3%増)で、以下、台湾の37万7,800人(同13.4%増)、香港の19万6,800人(同23.5%増)、アメリカの9万2,000人(同3.6%増)が続いた。

 同時に発表した出国日本人数によると、8月に海外へ出かけた日本人の数は188万9,000人で、前年同月比で3.9%増加した。1月からの推移をみると、前年同月を下回ったのは4月の同1.2%減のみで、1月から8月の合計数は前年同月を5.6%上回っている。

 日本への入国者と出国者が増える中、成田国際空港株式会社は8月31日、「成田国際空港運用状況(2017年7月)」を発表した。

 7月の成田空港の航空機発着回数は前年同月比3%増の2万1,737回で、開港以来の過去最高を記録した。内訳をみると、国際線発着回数が日本航空のホノルル線の増便や、チェジュ航空やティーウェイ航空のソウル線の増便などで同3%増の1万6,999回となり、開港以来の最高値を更新した。また、国内線発着回数もバニラエアの大阪(関西)線や函館線の新規就航、Spring Japanの佐賀線の増便などで、同5%増の4,738回となり、7月として過去最高となった。

 航空旅客数も前年同月比1%増の353万9,578人と好調で、7月として過去最高となった。外国人旅行者の増加と航空路線の拡充などで国際線外国人旅客数が同6%増の138万5,912人になったほか、大阪(関西)線や札幌(新千歳)線などが好調だった国内線旅客数も同5%増の66万3,901人となり、どちらも7月として過去最高を記録した。

 日本を訪れる外国人旅行者と、海外旅行へ出かける日本人の増加が続いており、成田空港はにぎわっている。この傾向は今後も継続するとみられており、一定の経済効果が期待できそうだ。

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