自動運転システム開発のティアフォー、シリーズA累計113億円の資金調達

自動運転システム開発のティアフォー、シリーズA累計113億円の資金調達

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 オープンソースの自動運転OSの開発を主導するティアフォーは、損保ジャパン日本興亜、ヤマハ発動機、KDDI、ジャフコのファンド、アイサンテクノロジーを引受先として第三者割当を実施した。

 ティアフォーは、オープンソースの自動運転OS「Autoware」(※)の開発を主導し、自動運転システムの開発、サブスクリプションモデルによる自動運転EVの提供、自動運転EVを用いた無人物流・旅客サービスなどに関するビジネスを手掛けている。

※「Autoware」はThe Autoware Foundationの登録商標。

 同社は今回、損保ジャパン日本興亜、ヤマハ発動機、KDDI、ジャフコの運営する投資事業有限責任組合、アイサンテクノロジーを引受先として第三者割当を実施。これによって、ティアフォーのシリーズAラウンドの累計資金調達額は113億円となる。

 今回の資金調達によってティアフォーは、人材獲得と財務基盤の強化を進め、自動運転システムの本格的な商用化を目指す。同社が注力している自動運転システムの商用化は以下の3つ。

(1)施設内移動・物流
(2)過疎地域交通
(3)市街地・高速道路における長距離貨客輸送

 このほかにも、リスクマネジメントや次世代移動通信システム「5G」といった自動運転サービスの実用化に不可欠な課題についてもパートナー各社と取り組む。

 ティアフォーはこれまで、米国運輸省に属する連邦道路庁が開発を進めるオープンソースの協調型自動運転ソフトウェア「CARMA(Cooperative Automation Research Mobility Applications)」をはじめ世界各地で自動運転システム開発をサポート。ティアフォーが開発を主導するオープンソースの自動運転OS「Autoware」は、国内外の200社以上で導入実績がある。

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