家計簿ユーザーがデータ連携しているもの1位「銀行口座」、連携のメリット「家計を振り返る機会が増えた」

家計簿ユーザーがデータ連携しているもの1位「銀行口座」、連携のメリット「家計を振り返る機会が増えた」

Zaimで連携をしている上位6サービス(複数回答可)※交通系電子マネー:Suica、PASMO、PiTaPaなど※店舗系電子マネー:スターバックス、タリーズ、WAON、Yahoo!ウォレットなど

 Zaimの調査で、自分の家計簿と、銀行口座やクレジットカードなどを連携させているユーザーがどんなメリットを感じているかが明らかになった。

■家計簿で「サービス連携機能」を使っているのはどんな人?

 個人向け家計サービス「Zaim」を運営するZaimは、銀行口座・クレジットカード・キャッシュレスサービスなどのデータを自動で連携し、家計簿管理に利用できる「サービス連携機能」についての実態調査を実施した。

 調査の結果、Zaimで連携しているサービスとしては「銀行口座」が84.4%でトップ。以下、「クレジットカード」78.5%、「各種ポイント」39.2%、「交通系電子マネー」36.7%、「店舗系電子マネー」29.3%、「スマホ決済サービス」24.3%が続いた。

Zaimで連携をしている上位6サービス(複数回答可)
※交通系電子マネー:Suica、PASMO、PiTaPaなど
※店舗系電子マネー:スターバックス、タリーズ、WAON、Yahoo!ウォレットなど

 Zaim利用データによると、サービス連携利用における男性利用率は半数を超え、Zaim全体のユーザーと比較して、男性の利用率が高い傾向が見られた。また、データ連携を利用している人の年代は男女ともに30代が多く、その内の半数は会社員となっている。
Zaim サービス連携 利用者の割合

 世帯構成では、支出や収入口座数が複雑化する二人以上の世帯(46.0%)が最も多かった。特に「30代会社員男女の複数人世帯」が、積極的に各サービスの詳細データを連携しており、家計の全体把握と購買履歴をタイムリーに把握し、効率よく家計の見直しを行っている様子がうかがえる。
Zaim サービス連携 利用者の割合

■サービスを連携させることのメリット

 Zaim サービス連携を利用し始めて、生活にどのような変化があったかを複数回答でたずねたところ、1位「家計を振り返る機会が増えた」、2位「自分の支出傾向がわかった」、3位「家計簿をつける時間が短縮された」、4位「使途不明金が減った」、5位「クレジットカードの使い分けが増えた」となった。

 サービス連携によって「入力などの手間がはぶけてラクになったこと」はもちろんだが、「家計改善や自分の支出傾向の把握につながったこと」がメリットとして認識されている。

 また、この調査では「30代・会社員・男性・二人以上の世帯」を対象に、サービス連携の利用者と非利用者で、収入に対する支出金額を比較分析している。以下のグラフはグリーンが「支出」、オレンジが「残金」で、ユーザーの収支バランスの平均を表している。サービス連携の利用者の場合は残金が46.0%なのに対し、サービス連携を使っていない人は17.3%にとどまり、その差はおよそ2.5倍となっている。

Zaimのサービス連携 利用者・非利用者の収支バランス平均

■キャッシュレス支払いを使う機会が増えた

 さきほどのサービス連携のメリットの6位には「キャッシュレス支払いを使う機会が増えた」(15.5%)が入っている。Zaimが2019年3月に実施した調査でも、各社のキャッシュレスサービス拡大を背景に、連携機能の利用者数は大幅に増加している。

 キャッシュレス支払いを選択する理由としては、「ポイントおよび還元率が高い」36.4%と、「支払いがスムーズで時短になる」35.2%が多い。今年10月の消費税増税から期間限定で実施される「キャッシュレスポイント還元」によって、この数値に変化が出そうだ。
キャッシュレスでの支払いを選ぶ理由はなんですか?

 サービス連携の利用者は、半数以上がキャッシュレスサービスを活用しており、「家計簿を自動化するために(キャッシュレスサービスを)利用している」という人も。また「これまでどれくらい利用したかが見えづらいため現金以外を使うことはほとんどなかったが、サービス連携によって現金以外の支払いを積極的に使えるようになった」という意見もあった。

【調査概要】
分析対象期間:2018年6月1日〜2019年6月1日
分析対象:「Zaim」で入力された支出項目
調査期間:2019年6月21日〜2019年6月25日
調査対象:全国「Zaim」利用者、10〜60歳代以上の男女1,242名
調査方法:インターネット調査

関連記事(外部サイト)