累計入園者数7.5億人、リピーターを離さないオリエンタルランドの巨額投資戦略

 テーマパーク日本一、東京ディズニーリゾートの大規模エリア拡張プロジェクトが進行中だ。今回は、運営会社であるオリエンタルランドを徹底解剖しよう。

■国内ナンバーワンのテーマパーク、累計入園者は7億5000万人超

 年間入園者は3000万人超。売上高は5000億円を突破した。「東京ディズニーランド(TDL)」と「東京ディズニーシー(TDS)」で構成されている東京ディズニーリゾート(TDR)は、日本一のテーマパークである。

 運営するのはオリエンタルランド(4661)。同社は京成電鉄(9009)の関連会社であり、三井不動産(8801)と千葉県も大株主だ。

 1983年4月5日、まずはTDLがオープン。瞬く間に人気を集め、年間入園者1000万超には時間を要しなかった。TDLにTDSが加わった2002年3月期以降は2000万人台で推移。2014年3月期には初めて3000万人台に到達。その後も3000万人台が続き、2019年3月期は3255万人の集客だった。

 オープン時に比べ3倍以上も増えた年間来園者。リピーターの存在がなければ実現しない数字である。累計入園者は7億5000万人を超す。生後間もない赤ちゃんから高齢者まで、すべての国民が6回から7回ほど足を運んだ計算になる。

 なぜ、リピーターが多いのかといえば、入園のたびに新しい出会いがあるように仕向けていることが最大の要因だ。アトラクションやイベントの絶え間ない開発・再投資である。

 事実、2022年度には新しいアトラクションやホテルなどが加わる。TDSの敷地を拡張してアトラクション4施設やホテル、飲食施設、商品施設を新設するプロジェクトを推進。完成すれば新たなテーマパーク・ホテルエリアが出現する。

 新テーマポートの名称は「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をコンセプトに、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界を再現するという。投資額はオープン時を除けば過去最高のおよそ2500億円だ。

 TDLについても大規模開発を進めており、20年度には新しい施設が加わる。TDL内の7つのテーマランドのうち「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」の3つにまたがる場所に、大型アトラクションやレストラン、商品店舗などの新施設を導入。TDL初となる本格的な屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」もオープンさせる。こちらの投資額は約750億円である。

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