仕事満足度が高い人ほど「副業」に意欲的【副業1万人調査】

仕事満足度が高い人ほど「副業」に意欲的【副業1万人調査】

現在、副業を希望しているか?

 エン・ジャパンの調査で、いまの仕事への満足度によって、副業に対する考え方に違いがあることがわかった。

 エン・ジャパンは、運営する転職支援サービス「エン転職」で、ユーザーを対象に「副業」についてアンケートを実施し、10,207名から回答を得た。この調査における「副業」は、週末起業やアルバイト、アンケートモニターなど「本業以外に収入を得る手段・仕事のすべて」を指す。

 「現在、副業を希望しているか?」という質問では、41%が「希望している」(希望している:18%、どちらかといえば希望している:23%)と回答。また、「仕事満足度が高い」人のうち、副業希望者は53%(同24%、29%)。一方で、「仕事満足度が低い」と答えた人は37% (同17%、20%)と、16ポイントの差が出ている。
現在、副業を希望しているか?

 副業を希望する理由では、仕事満足度に関わらず「収入を増やしたい」(88%)が最多となった。続いて「知見・視野を広げたい」「スキルアップを図りたい」「キャリアを広げたい」の順となっている。

副業を希望する理由は?
(「副業を希望している」または「副業をどちらかといえば希望している」と回答した人、複数選択可)

 副業経験の有無については、32%が「経験がある」と回答。経験してよかったこと第1位は「副収入が得られた」(79%)。「本業とは別の賃金が増えることで、生活に少し余裕を持たせることができた」(23歳男性)、「給料が厳しい時に、副業で乗り切ることができた」(31歳男性)など、収入源として満足している声が多かった。

 第2位は「人間関係が広がった」(28%)で、 「出会えた人との人間関係は今でも続いているので、やってよかったと思った」(28歳女性)、「副業で出会った人が、本業のお客になってくれた」(46歳男性)など、本業だけでは得られなかった人脈形成に満足している様子がうかがえる。

 第3位は「知見・視野が広がった」(24%)。「老若男女問わないコミュニケーション術を実際に学べ、その後の営業経験にも活かせた」(27歳女性)、「人と話すことが増え、関わりが増えた分、自分の知らない世界を知ることができた」(37歳女性)など、副業により多様な人と触れ合う機会が増え、得られるものも多いようだ。

 一方、副業経験のない人に、副業の不安について聞くと、トップ3は「手続きや税金の処理が面倒」(52%)、「本業に支障が出そう」(46%)、「過重労働で体調を崩しそう」(41%)となった。
副業をする上で、不安に感じる点は?(「副業経験がない」と回答した人、複数回答可)

 「手続きや税金の処理が面倒」と回答した人によると、「アルバイトを2つ掛け持ちしており、確定申告が大変だった」(25歳男性)、「副業で得た金額の税金処理など、お金の知識がないため、難しそうなイメージがある」(33歳女性)などの声が寄せられた。

 また、「本業に支障が出そう」と回答した人では、「本業をしている際に副業に関しての連絡が来て、気になって仕方がない」(27歳男性)、「副業でWEBライターをしており、帰宅後に1〜2時間とって記事を書くというスケジュールが続いた。慣れないうちは倍の時間がかかり、睡眠不足や疲労により、本業で寝坊した」(31歳女性)などの回答があった。

 また、「過重労働で体調を崩しそう」と回答した人では、「副業で飲食をやっていたが、年末年始や連休は繁忙期。本業の後に明け方まで働いたときは、倒れるかと思った」(26歳女性)、「本業・副業とも体を動かす仕事だったため、2年くらいたってから体調を崩した。半年以上入院して、どちらの仕事も辞めることになった」(36歳男性)という声もあった。

【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査期間:2019年6月26日 〜 7月28日
調査対象:『エン転職』( https://employment.en-japan.com/ )を利用するユーザー
有効回答数:10,207名

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