Amaten、電子ギフト券の売買サービスにaelfのブロックチェーンを導入

 電子ギフト券を出品して個人間で取引できるプラットフォーム「amaten」が、シンガポールを拠点とするaelfと提携し、ブロックチェーンによるギフト券取引の透明性とトレーサビリティを実現する。

 電子ギフト券の売買プラットフォームを運営するAmatenは、ブロックチェーンを活用して事業を海外へ拡大する計画だ。

 現在のギフト券は、物理的なギフト券か、メールで送られるデジタルコードのいずれかの形態をとっている。物理的なギフト券は製造、流通、追跡が難しく、デジタルコードは悪意のある攻撃に対する検証やセキュリティが欠けている。Amatenはブロックチェーン技術によって、従来型のギフト券をブロックチェーン上で管理・交換可能なデジタルアセットに変換し、透明性とトレーサビリティを導入。ギフト券の発行元とユーザー間で発生する交換を追跡可能にする。

 パートナーとなるaelfは、シンガポールを拠点として、マルチチェーンネットワークとスマートコントラクトのプラットフォームを展開。aelfが行った最初のテストネットでは、1秒あたり15,000トランザクションを達成したとしている。Amatenはaelfと連携し、aelf上にブロックチェーンフレームワークを構築。これによって日本国内だけでなく、海外にも事業を拡大したい考えで、当初の計画では韓国と中国を対象としている。

 aelfのプレスリリースによると、ギフト券はグローバルで3,400億ドル市場に成長。日本市場はそのうち210億ドルを占め、2018年に使われなかったギフト券の価値は日本だけで12億ドルに及ぶ。Amatenは2012年に開業し、現在では24万のユーザーが、Google、iTunes、Amazon、Rakuten、Netflix、Playstation、Nintendoを含む26種類のギフト券の個人間での取引を行っている。それら取引による売上は2018年に1億1,000万ドルに達し、日本におけるギフト券の二次流通量の40%を占めている。

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