資生堂、D2Cコスメ「ドランクエレファント」を8.45億ドルで買収、Z世代のトレンド「Clean」をアジア展開

資生堂、D2Cコスメ「ドランクエレファント」を8.45億ドルで買収、Z世代のトレンド「Clean」をアジア展開

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 資生堂の米国法人は、D2Cで化粧品を展開するドランクエレファント社の買収手続きを完了した。

 11月6日、資生堂の連結子会社で、アメリカ地域本社のShiseido Americas Corporationは、Drunk Elephant Holdings,LLC(ドランクエレファント)を買収する手続きを完了。ブルームバーグによると買収金額は8億4,500万ドル。資生堂は、ドランクエレファントが持つ知見・ノウハウを活かして、グループ全体のデジタル、D2C(Direct to Consumer)マーケティングを強化していく。

 ドランクエレファントは、米国の"Clean"市場において先駆者で、「Drunk Elephant」ブランドを展開している。同社製品は、ミレニアルやGeneration Zと呼ばれる若年層を含む幅広い顧客の価値観の変化を捉え、高い支持を得ているスキンケアブランド。

 "Clean"はアメリカにおける化粧品のトレンドのひとつで、VOGUE Japanによると、グウィネス・パルトロウが率いるライフスタイルメディア&ブランド「グープ(GOOP)」などが推進してきた「クリーン・ビューティー」と呼ばれるムーブメントが、次第にメインストリーム化してきたものと紹介している。

 従来の「美(ビューティ)」を追求する化粧品はもちろん、「ナチュラル」「オーガニック」だけでは商品に手をのばさないに世代。そこにリーチするためには、自分と環境にとってクリーンな品質、パーソナルで安心感のあるブランドの存在感が必要であり、それはソーシャルメディアを中心に伝わっていく。

ドランクエレファントの創設パートナーで、チーフクリエイティブオフィサー(CCO)の
ティファニー・マスターソン氏は「私は業界のアウトサイダーとしてこのビジネスをスタートした」
と語る。彼女は引き続き同ブランドのCCOとして活動する

 大きな需要のポテンシャルを持つ米国発のブランドを獲得することによって、資生堂は収益基盤となるプレステージ・スキンケアのポートフォリオを強化。"Clean"市場のグローバルでの拡大に合わせ、アジアを含むグローバル市場における将来的な展開を行う。

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