ちょっと変わった見た目の酎ハイが作れる濃い色の割り材、トマトやイカス入り、コアップガラナなど

ちょっと変わった見た目の酎ハイが作れる濃い色の割り材、トマトやイカス入り、コアップガラナなど

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 自宅で酎ハイを楽しむ際、時に気分転換を兼ねて、変わった割り材を使ってみる。今なら濃色の1本が面白そうだ。

 焼酎の飲み方といえば、ストレートやお湯割り、水割りのほか、炭酸で割って飲む「酎ハイ」が広く親しまれているスタイルだ。そんな酎ハイの割り材といえば、一般的には無色透明な炭酸飲料が多い。しかしたまには美味なるアクセントとして、割り材を変えてみるのも悪くない。そこで、割り材にも使える濃色の炭酸飲料をいくつかご紹介したい。

 渋めの赤はご当地サイダーだ。田んぼがキャンバス、色の異なる稲が絵の具となる「田んぼアート」は、青森県田舎館村(青森県南津軽郡)が地域活性化の一環として1993(平成5)年より始めた試みだが、この田んぼアートにちなんで、たざわトマト(青森県南津軽郡)が2016(平成28)年に世に送り出したのが、田んぼアートで黒い箇所に使われる「紫黒米」から抽出した、黒米エキス配合の「いなかだて田んぼアート黒サイダー」だ。味はほのかな米の香りが感じられ、どこか懐かしいのが特徴。価格は378円(税込、330ミリリットル)。黒米エキスには、ポリフェノール、アントシアニンなど、美容と健康の分野ではお馴染みの物質がたっぷりというから、このあたりも見逃せない。

 青森には漆黒のご当地サイダーもある。先ごろ八戸製氷冷蔵(青森県八戸市)が発表した新商品「イカスミサイダー(302円、250ミリリットル)」は、イカ墨の色素を使用した黒い1本。キャッチフレーズも「どす黒い清涼感」だ。誕生のきっかけは、八戸はイカの水揚げが日本屈指であることから、地元のさらなる知名度アップだったという。個性際立つビジュアルで、炭酸も少々強めとなる同商品、視覚と味覚で飲みの席に鮮烈なるインパクトをもたらしてくれそうだ。
ガラナは、ブラジル・アマゾン川流域原産の植物で、流域のごく一部で採取できるという

 最後は北海道で根強い人気の「コアップガラナ」。こちらも焼酎と割って「ガラナサワー」として楽しめる。コアップガラナは1960(昭和35)年に発売が始まり、今日では北海道民にとっては欠かせない、ブラウンカラーの飲み物だ。ガラナはブラジル・アマゾン川流域原産の植物名で、同飲料にはガラナの実から抽出したエキスが加えられている。エキスは疲労回復に効果があるという。商品名のコアップ・ガラナは、国内でガラナ飲料をつくる企業の統一商標となっており、味わいはつくる企業によって微妙に違うため、飲み比べの楽しさもある。価格はホッピービバレッジ(本社:東京都港区)のものなら24本セットで3,380円(税別、1本230ミリリットル)。

 自宅で1杯、長い夜の季節にふさわしく、少し濃いめの色の割り材を用いた酎ハイに酔う。いつもと少し違う楽しみ方ができそうだ。

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