台風18号 農水産物被害8462万 久米島は5689万

 台風18号の通過を受け、沖縄県は第2回県災害対策本部会議(議長・翁長雄志知事)を5日に県庁で開き、被害状況を確認した。農林水産業の被害額は約8462万円で、うち久米島町は約5689万円だった。空路は335便、クルーズ船1便が欠航し、3万7444人に影響した。

 久米島町の農水被害の内訳としては、サトウキビなどの耕種部門が約4884万円、漁船6隻の転覆による水産関係が約500万円、畜舎6件の損壊といった畜産部門が約205万円などだった。農林水産部は今後、農作物への塩害が懸念されるとして、注意を呼び掛けている。

 地域別では沖縄本島北部地区が約1114万円、中部地区が約295万円、久米島町を除く南部地区は約1364万円だった。

 観光部門では、那覇港と平良港、石垣港に寄港する予定だったクルーズ船1便(乗客数2600人)が那覇港のみに変更された。奥武山総合運動場庭球場では人工芝生の砂が消失し、充填費用は30万円かかる。

 また南部と中部地区の県営団地内で倒木3本、窓ガラス破損1枚、屋外配管などの破損が2カ所あり、復旧想定額は29万1千円になる。

 台風18号は国内に接近した中で最も強い中心気圧905ヘクトパスカルまで発達し、久米島を暴風域に巻き込みながら沖縄地方を通過した。

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