太りにくい体に変わる!? 漢方薬の取り入れ方

太りにくい体に変わる!? 漢方薬の取り入れ方

太りにくい体に変わる!? 漢方薬の取り入れ方の画像

ダイエットの効果を高めるためには「体質改善」が重要だといわれる。では、どうすれば体質改善できるのか。そのひとつの方法として、効果的とされるのが漢方薬だ。ドラッグストアで販売されている肥満解消の人気薬も、成分をよくみれば漢方ベースのものが多い。ダイエットに効果的な漢方の選び方と活用法を専門家に聞いた。

■■今回のアドバイザー
国際中医専門医 管理薬剤師
今井太郎さん

東京都文京区生まれの江戸っ子。薬剤師取得後、大手漢方薬局勤務。その後、年間1万人が漢方相談に訪れる、中医学の総本山「イスクラ薬局日本橋店」にて、最年少店長(5年間)、直営薬局部門セクションリーダーを兼務。婦人科、皮膚科、内科、耳鼻科等の熟練中医師が、三十名以上も在籍する環境で中医学を学ぶ。訪中十数回。2013年3月に「北京中医薬大学日本校提携 北京厚済薬局」を受け継ぎ、「漢方専門 後楽堂薬局」として開局。

■漢方薬がダイエットに効果的とされる理由は?

今井さん「漢方(中医学)は、体のバランスを整える医学といわれています。その人の体質を総合的に診て、不足していれば補い、過剰であれば排泄させるなどして体質のバランスを整え、身体機能を正していくという考え方なのです。肥満解消の観点で見ると、飲食過多で排泄が滞っている状態なら便通や利尿を促す漢方薬を用い、血行不良で新陳代謝が低下しているのであれば血を巡らせることを期待する漢方を服用することで、ダイエットの手助けをします。漢方は飲めば痩せる魔法の薬ではありませんが、体質からアプローチしていくことで、太りにくい体づくりをサポートが可能になります」

■ダイエットに役立つ漢方薬はどこで買えばいいの? 選び方のポイントは?

今井さん「最近では漢方薬もドラッグストアなどで気軽に購入することができます。市販薬でよく用いられている漢方といえば、『防風通聖散』。こちらは余分な水分を取ってむくみを改善させる効果や、便通を促し、便秘を改善させる効果が期待できると言われています。さらに最近では脂肪を落とす効果が期待できるとも言われており、ますます需要が高まってきているようです。

一方、漢方は本来その人の体質にあったものを摂り入れてこそ本来の効果を発揮するもの。そのため、専門医や専門の薬剤師などの問診を受けて、自分にあった漢方を調合してもらうのがおすすめです。例えば、ストレス太りには『逍遥散』や『加味逍遥散』、水分過剰タイプには『防已黄耆湯』や『五苓散』…などなど、調合される漢方の種類・組み合わせは無数にあるのです」

■漢方を服用しても体質に合ってなければ逆効果になることも!!

今井さん「市販されているダイエット効果が期待できるとされる漢方薬も、体質に合っていなければ逆効果にある場合もあります。たとえば、『防風通聖散』には、麻黄という成分が含まれており、交感神経を興奮させる作用を持ち、高齢者や心臓に持病のある方、高血圧症の方などは注意が必要です。医師などに相談の上、服用は慎重に行うようにしましょう」

■最後にアドバイザーからひと言

「ダイエットは『消費カロリー』と『摂取カロリー』のバランスを考えて行うものです。自分の体質を見極めて、漢方薬以外の普段の養生の心がけも大切です」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

※当記事は2016年10月06日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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