データ改ざんで経産省に報告、神戸製鋼・川崎社長が謝罪

 アルミや銅製品のデータを改ざんしていた神戸製鋼所の川崎社長が、初めて公の場に姿を見せ、謝罪しました。
 「深くおわび申し上げます」(神戸製鋼所 川崎博也社長)

 アルミ製品などのデータ改ざん問題を受けて、神戸製鋼の川崎博也社長は経済産業省に問題の経緯などを報告し、謝罪しました。問題が発覚してから、川崎社長が公の場に姿を見せたのはこれが初めてです。

 「神戸製鋼の信頼度はゼロに落ちた。新たな不正事案が発生する可能性はある」(神戸製鋼所 川崎博也社長)

 川崎社長は、新たな不正の調査を継続し、安全性の検証結果について2週間後をメドに発表する考えを明らかにしました。自身の経営責任については、「原因の検証が終わってから考える」と述べるにとどめています。

 データの改ざんは神戸製鋼の子会社でも発覚していて、グループ全体の信頼が揺らいでいます。

 影響はアメリカにも広がっています。神戸製鋼のアルミ製品を使っている自動車メーカー最大手のゼネラル・モーターズは、「報道を把握しており、影響を調査している」との声明を発表。また翼に製品を使用している航空機大手ボーイングは、「今のところ安全性に懸念があると結論づけるものはない」とコメントしています。

 ニューヨークタイムズ紙はこの問題を1面で取り上げ、「日本のイメージにとって打撃」などと報じています。(12日11:44)