JR東海、700系新幹線のD・E席を「きっぷ」でなく初めて販売 運転士愛用品も

JR東海、700系新幹線のD・E席を「きっぷ」でなく初めて販売 運転士愛用品も

販売された700系新幹線のD・E席(左)と、700系新幹線の車掌室で使われていたパイプ椅子。後者の価格は消費税、発送料込みで6000円(2016年9月、恵 知仁撮影)。

JR東海が、700系新幹線のD・E席を初めて販売しました。もちろん「きっぷ」としてはこれまで、数え切れないほど販売されています。また、新幹線乗務員時計も初めて販売。アナログ方式ですが、乗務員にはそれを愛する理由があるようです。

価格は発送料込みで…?

 JR東海は2016年9月18日(日)と19日(月・祝)、700系新幹線のD・E席を初めて販売しました。「D・E席」といっても、「15号車1番D席、E席」といった指定席のきっぷではありません。700系新幹線で実際に使われていた普通車の客室座席、“そのもの”です。

 その両日にJR東海がその浜松工場(静岡県浜松市)で行ったイベント「さよなら 車体上げ・載せ作業実演」で販売したもので、価格は4万円(消費税、発送料込み)でした。用意されたのは2日で4セット。抽選で販売されています。

 ちなみに、「のぞみ」普通車指定席のD席とE席、合計2席を東京〜新大阪間でおとな2人が片道利用する場合の運賃・料金は2万8900円です(通常期)。

運転士がアナログ時計を愛するワケ

 このときあわせて、JR東海の乗務員が使っていた「新幹線乗務員時計」も初めて販売されました。こちらの価格は1個8000円(税込)で、2日間で80個程度が抽選販売されています。

 この乗務員時計、昔ながらのアナログ方式ですが、新幹線運転士の経験があるJR東海社員によると、次駅への到着予定時刻まであと何分あるかなど、デジタル方式に比べ直感的に時間を把握できるといいます。

 なお、これらが販売されたイベント「さよなら 車体上げ・載せ作業実演」は、車両検査でクレーンにつられ宙を行く新幹線が、浜松工場の検査方法変更から見納めになるため、行われたもの。JR東海によると、18日と19日の2日間で1万7253人が来場したそうです。

【写真】空を飛ぶ新幹線のお医者さん

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