安心感や優しさを 「ドラえもんJET」中国便で運航、そのねらいとは JAL

安心感や優しさを 「ドラえもんJET」中国便で運航、そのねらいとは JAL

「JAL ドラえもんJET」のお披露目には「ドラえもん」も登場(2016年9月、中島洋平撮影)。

JALが2016年9月から、日本〜中国便で「JAL ドラえもんJET」を運航します。国際線への「ドラえもんJET」就航は初めてのこと。また中国便での「ドラえもんJET」運航には、そのキャラクターを生かしたねらいがあるといいます。

出入口には「どこでもドア」

 JAL(日本航空)が2016年9月21日(水)、『ドラえもん』の特別塗装を施した「JAL ドラえもんJET」をお披露目しました。

「JAL ドラえもんJET」は、ボーイング767-300型の機体側面に、「タケコプター」で空を飛ぶJALオリジナルデザインの「ドラえもん」と、東京スカイツリーなどが描かれた日本の街並み、そして出入口には「どこでもドア」がデザインされています。

 また機内では、『ドラえもん』仕様の特製紙コップによるドリンクサービス、搭乗客へのオリジナルポストカードのプレゼントも行われます。

 JALの「ドラえもんJET」は2010年、2012年にも登場していますが、今回は9月22日(木・祝)から、成田〜上海(浦東)線などの中国便に就航。国際線で飛ぶのは今回が初めてです。

中国に「ドラえもん」の安心感、優しさを

 2016年、JALではこれまでにないほど海外を意識し、それに特化したタイアップキャンペーンを実施しているといい、今回の『ドラえもん』とのコラボもその一環です。

「2015年の訪日外国人の数は1940万人。そのうち499万人が中国からのお客さまです」(JAL、植木義晴社長)

 2015年、訪中日本人の数が前年比92%の250万人だったのに対し、訪日中国人は前年比207%と大幅に増え、はじめて訪中日本人の数を上回ったとのこと。そして今後も中国からは旺盛な訪日需要が見込まれますが、現地においてJALはある程度の知名度があるものの、十分に利用してもらうには至っていないといいます。

 そこで「JALのみならず、日本全体に対する親しみや旅行先としての安心感を持ってもらう」(植木社長)ため、イメージキャラクターとして起用されたのが、中国で幅広い年代に人気があるという「ドラえもん」です。藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長は、「『ドラえもん』を通じてJALを知り、『ドラえもん』の人に対する優しさなどを通じて日本を知ってほしい」と話します。

「JAL ドラえもんJET」の運航は2017年3月末までの予定。期間中、中国在住の搭乗者を対象としたプレゼントキャンペーンや、上海などでのイベントなども開催される予定です。

【写真】「ドラえもんJET」の「どこでもドア」

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