「四国まんなか」を走る観光列車、内装は四季やいろりをイメージ JR四国

「四国まんなか」を走る観光列車、内装は四季やいろりをイメージ JR四国

四季の移ろいを車両ごとのいろどりで表現した「四国まんなか千年ものがたり」の外観イメージ(画像出典:JR四国)。

JR四国が2017年4月1日から、土讃線の多度津〜大歩危間で観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を運行します。今回、その内装デザインと、運転時刻が発表されました。

「伊予灘ものがたり」に続く「ものがたり列車」第2弾

 JR四国は2016年9月26日(月)、土讃線の多度津〜大歩危(おおぼけ)間で運行する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の内装デザインと運転時刻を発表しました。

 予讃線の「伊予灘ものがたり」に続く「ものがたり列車」第2弾。特急形のキハ185系ディーゼルカー3両を改造し、2017年4月1日(土)から土休日を中心に1日1往復するほか、平日には貸し切り運行も予定しています。

 列車のデザインコンセプトは「日本のたたずまい」。外観は民家のしつらえや着物の文様をモチーフに「和の風情」を演出するデザインといい、四季の移ろいが車両ごとのいろどりで表現されます。

 内装は徳島県産の杉などを使用し「凛(りん)とした室内空間」になるとのこと。鏡面の天井はいろり上部につられる火棚がモチーフです。

 1号車は「春萌(はるあかり)の章」。春をイメージした色のソファが褐色の室内から鮮やかに浮かび上がるデザインといいます。1人用シート6席、2人用シート4席、4人用シート12席(3ボックス)で構成され、加えて洋式トイレ2室(うち1室は女性専用)が設置されます。

2号車には「いろりの団欒」イメージした長さ7mのベンチソファ

 2号車は夏と冬がテーマの「夏清(なつすがし)・冬清(ふゆすがし)の章」。「清(すがし)」を表す川や風の流れのイメージが、曲線のテーブルやカウンターレイアウト、白と青の配色で表現されています。

 床のフローリングは徳島県の伝統工芸品である藍染めの色がモチーフに。長さ7m、11席ベンチソファはいろりを囲む団欒(だんらん)の風景をイメージしているといいます。また、2号車には多目的用トイレや、食事、飲み物を準備するダイニングカウンターも設けられます。

「秘境駅」にも停車、絶景箇所では減速運転

 3号車は「秋彩(あきみのり)の章」。秋をイメージした色のソファが、褐色の室内に鮮やかに浮かび上がるデザインです。1人用シート6席、2人用シート6席、4人用シート12席(3ボックス)で構成されています。

 運転時刻は、下り「四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行」が多度津発10時21分、大歩危着12時48分で、途中、善通寺と琴平駅でも乗車が可能。上り「四国まんなか千年ものがたり しあわせの郷紀行」は大歩危発14時20分、多度津着17時16分で、途中、善通寺と琴平駅でも下車が可能です。

 また、下り、上りとも、秘境駅として知られる坪尻駅(徳島県三好市)でホームに降りられる時間が確保されるほか、大歩危、小歩危峡など景色の良い箇所では減速運転も行われます。

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