阪神の新「ジェットカー」ブルーリボン賞受賞 「大都市圏型電車」のモデルに

阪神の新「ジェットカー」ブルーリボン賞受賞 「大都市圏型電車」のモデルに

甲子園駅での式典では、5700系電車を前にくす玉が割られた(写真出典:鉄道友の会)。

「鉄道友の会」が、前年に営業運転を開始した鉄道車両に贈る「ブルーリボン賞」。2016年の受賞車両である阪神電鉄の5700系電車「ジェット・シルバー5700」への贈呈式が、10月2日に甲子園駅で行われました。同会の須田会長は、その理由について「大都市圏型電車のひとつのモデルになる」といいます。

加減速性能に優れる「ジェットカー」最新型で 阪神初の受賞

 日本最大の鉄道愛好者団体である「鉄道友の会」が2016年10月2日(日)、阪神電鉄5700系電車「ジェット・シルバー5700」への「ブルーリボン賞」の贈呈式を、甲子園駅(兵庫県西宮市)で開催しました。

「ブルーリボン賞」は、1958(昭和33)年から同会により毎年1回、前年に営業運転を開始した鉄道車両のなかから優れた1形式に対して贈られるもので、阪神電鉄の車両は今回が初の受賞です。同社では、2016年5月の受賞決定以来、車両に受賞エンブレムやステッカーを掲示するだけでなく、駅のデジタルディスプレイや車内の中づり広告などで受賞を大きく報じていました。

 駅間の短い阪神電鉄線では、加速と減速がくり返される普通列車に高い性能が要求され、「ジェットカー」と呼ばれる車両が昭和30年代から開発されてきました。「鉄道友の会」の須田 寛会長(JR東海初代社長)はあいさつでそのことに触れ、「今回の『ジェット・シルバー』こと5700系は最新技術を応用しているとともに、車内設備やデザインにも注力している。大都市圏型電車のひとつのモデルになるもの」と、授賞理由を説明しました。

 式典終了後は、57000系電車を同会会員を乗せた貸し切り列車として梅田駅まで運転。その後は、阪神電鉄で一般公募された記念乗車会が開催され、梅田〜甲子園間を往復しています。

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