通勤・通学時間最長は神奈川の1時間40分 埼玉・千葉続く 関東以外は奈良トップ

通勤・通学時間最長は神奈川の1時間40分 埼玉・千葉続く 関東以外は奈良トップ

上野東京ラインで使用されるE231系電車(写真出典:photolibrary)。

総務省統計局が、通勤、通学時間の47都道府県ランキングを発表しています。それによると神奈川県が全国で最長でした。

近畿地方では奈良県が「最長」に

 総務省統計局が、2011年に行った「社会生活基本調査」をもとに、通勤、通学時間の「47都道府県ランキング」を発表しています。

 それによると、1日あたりの通勤、通学時間の平均が全国で最も長いのは神奈川県で、1時間40分。2位は、埼玉県と千葉県が同じ時間で、1時間34分でした。

 4位は東京都で1時間30分、5位は近畿地方ではトップとなる奈良県で1時間28分です。6位以下は次のとおり。

・6位:兵庫県…1時間23分
・7位:大阪府…1時間18分
・8位:京都府…1時間16分
・9位:茨城県…1時間13分
・10位:愛知県…1時間12分

 なお、全国平均は1時間14分でした。

具体的にどの駅?

 ランキングの時間は「1日あたり」ですから、この半分が片道の所要時間と考えることができます。

 神奈川県の場合、1時間40分の半分である「50分」が片道の通勤、通学時間です。この「50分」、東京都心に通っているとしたら神奈川県のどの辺りになるでしょうか。

 50分間まるまる鉄道を利用し、平日午前8時に目的地駅に到着すると仮定すると、小田急線を利用し、東京メトロ千代田線の大手町駅まで通う場合は、およそ新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)に。東急田園都市線を利用し、東京メトロ半蔵門線の大手町駅まで通うルートならば、だいたいあざみ野駅(横浜市青葉区)が片道50分前後になります。

 JR東海道線(上野東京ライン)で東京駅まで通う場合は、大船駅(神奈川県鎌倉市)あたり。京急本線で都営浅草線の日本橋駅までならば、おおむね横浜駅です。

 では、2位の埼玉県と千葉県はどうでしょうか。以下、主要路線についてまとめました。()内は目的地駅を示します。

●埼玉県:片道47分
・西武池袋線:東京メトロ有楽町線・有楽町駅までとした場合、該当駅は東京都内のひばりヶ丘駅に
・東武東上線:朝霞駅(東京メトロ有楽町線・有楽町駅)
・JR高崎線(上野東京ライン):上尾駅(東京駅)
・JR宇都宮線(上野東京ライン):蓮田駅(同)
・東武スカイツリーライン(伊勢崎線):せんげん台駅(東京メトロ半蔵門線・大手町駅)

●千葉県:片道47分
・JR常磐線:我孫子駅(上野駅で乗り換えて東京駅)
・つくばエクスプレス:みどりの駅(秋葉原駅)
・京成本線:京成津田沼駅(都営浅草線・日本橋駅)
・JR総武快速線:都賀駅(東京駅)
・東京メトロ東西線:東葉高速線の八千代緑が丘駅(日本橋駅)
・JR京葉線:内房線の八幡宿駅(東京駅)

 なお、総務省統計局は「通勤、通学時間の長さ」とともに「睡眠時間の長さ」のランキングも発表しています。これによると、通勤、通学時間の最も長い神奈川県が、睡眠時間では全国最短の7時間31分に。同様に、通勤、通学時間ランキングで2位だった千葉県は44位の7時間34分、同じく2位だった埼玉県は43位の7時間35分でした。

 このほか、奈良県(睡眠時間46位、7時間33分)、兵庫県(同44位、7時間34分)、東京都(同41位、7時間37分)なども軒並み下位にランクインしていることから、通勤、通学時間と睡眠時間は逆相関の関係があるといえるかもしれません。

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