N700系がアメリカに? JR東海の子会社、テキサス新幹線計画に技術支援

N700系がアメリカに? JR東海の子会社、テキサス新幹線計画に技術支援

アメリカ・テキサス州の高速鉄道は、N700系新幹線をベースとしたシステムが導入される計画(2011年11月、恵 知仁撮影)。

JR東海の子会社(アメリカ現地法人)が、テキサスの新幹線計画を推進している現地企業と技術支援契約を締結。高速鉄道のノウハウを今後、順次提供していくとしています。

海外仕様のN700系がアメリカを走る?

 JR東海は2016年10月12日(水)、アメリカのテキサス州に今年設立した子会社、High-Speed-Railway Consulting Corporation(HTeC)社が、現地の高速鉄道プロジェクトの事業開発主体であるTexas Central Partners(TCP)社と、技術支援契約を締結したと発表しました。

 プロジェクトは、テキサス州のダラス〜ヒューストン間およそ385kmを高速鉄道により90分で結ぶというもの。現在、TCP社は「N700-I Bullet」を導入、運営するにあたり、事業計画を策定し、建設費を算出したうえで投資家などから資金を調達する事業開発活動を進めています。

「N700-I Bullet」は、JR東海によると「N700系をベースとした東海道新幹線型高速鉄道のトータルシステム」。「N700-I」は車両のことで、16両編成である日本のN700系新幹線の半分である8両編成を標準とするとともに、最高速度はその本来の性能である330km/hといいます。

 HTeC社は今回の契約締結を受け、技術支援として、TCP社が事業開発活動において行う設計基準・技術的仕様の策定、運営・保守計画や要員訓練・教育プログラムの作成などのノウハウを、建設資金の調達が終わるとみられる2018年3月までをめどに、順次提供していくとしています。

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