クルマの給油口、右側?左側? ここを見ればすぐに分かる

クルマの給油口、右側?左側? ここを見ればすぐに分かる

ホンダ「フィット」の燃料計。ガソリン計量器のイラストの左側に、このクルマの給油口が車体の左側にあることが示されている(2017年4月、恵 知仁撮影)。

セルフ式のガソリンスタンドなどで給油する際、給油口の位置が右側か左側か、迷ったことはありませんか。実は、簡単に知ることができます。

実はドライバーの目の前に

 セルフ式のガソリンスタンドなどで給油する際に、給油口の位置がクルマの右側か左側か迷ったことはないでしょうか。

 じつは、運転席にいながらにして、ひと目で給油口の位置を知ることができます。それはインパネの燃料計を示すガソリン計量器マークすぐ隣に表示されている三角の位置。これがガソリン計量器の左に表示されていれば、給油口はクルマの左側にあるのです。

 この三角マーク、どのメーカーのクルマにも表示されているのでしょうか。トヨタ、ホンダ、スバル、日産、ダイハツ、マツダ、三菱自動車、スズキの国内主要乗用車メーカー各社に聞いたところ、いずれも「現行の全車に表示されています」との回答を得ました。

 トヨタは、「『お客様にとって便利』という理由で、2000(平成12)年ころから一部車種で採用を始め、2005(平成17)年からは新型の車種すべてで表示しています」といいます。

 スバルは「2000年ころに、販売店経由で米国のお客様から『セルフ式スタンドで、給油口がどちら側にあるか知ることができると便利だ』という要望をいただき、同業他社でも導入している事例があったので、当社も追随しました」といいます。最初に表示したのは、2000年発売の2代目「インプレッサ」だそうです。

 ホンダでは、「2004(平成16)年に採用を判断しました。当時、他社で採用が増えており、当社としても、わかりやすさの観点や他社から乗り換えるユーザーへの配慮から採用を決定し、2006(平成18)年のフルモデルチェンジ機種から順次、表示しています」とのことです。なお現行のホンダ車はすべて、給油口は左側だそうです。

 国内自動車メーカーの業界団体である日本自動車工業会(東京都港区)は、「三角マークは、当会やメーカー間で取り決めたものではありません」と話していることから、表示の有無は各社が任意で行っていることがわかります。

輸入車は?

 一方、輸入車ではどうなっているのでしょうか。フォルクスワーゲン・ジャパンは、「三角マークは現行の全車種に表示されています」といいます。しかし、採用時期はドイツ本社に確認しても断定が難しいとのこと。「2003(平成15)発売の『ゴルフV』のころにはありましたが、ある時期いっせいにということではなく、段階的に表示していきました」と話します。

 メルセデス・ベンツ日本も、現行の全車種に三角マークが表示されているとしたうえで、以下のように話します。

「表示は2000年代前半からです。左ハンドル車のみが造られていた時代は全車種で給油口が右側、マフラーが左側にありましたが、そのうち右ハンドル車が造られたり、車体の左右両側にマフラーがつくなど、給油口の位置が左右混在してきたことから、三角マークを表示するようになったようです」(メルセデス・ベンツ日本)

 ちなみに、輸入車業界の組合である日本自動車輸入組合(東京都港区)によると、三角マークの起源などは把握していないとのことです。

【画像】右ハンドル、マフラー2本出しの「ベンツ」、給油口は?

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