山手線の電車が「黄色」に! 新型E235系導入で従来のE231系500番台、中央・総武線各駅停車へ

山手線の電車が「黄色」に! 新型E235系導入で従来のE231系500番台、中央・総武線各駅停車へ

帯が「黄緑」から「黄色」になり、中央・総武線各駅停車を走る元・山手線の電車E231系500番台(画像:pixta)。

新型車両E235系の導入が進む山手線。これにより、従来の車両E231系500番台は「移籍」し、黄色くなって中央・総武線各駅停車に登場しています。元・山手線の車両は、中央・総武線各駅停車に適していたようです。

「黄緑」から「緑」がとれる! 変わる部分はほかにも

 2015年11月に新型車両E235系がデビューした山手線。2017年5月からはその「量産車」も投入され、将来的に山手線はすべての列車がE235系での運行になる予定です。

 そうなると、これまで山手線で使われていた車両(E231系500番台)はどうなってしまうのでしょうか。JR東日本に聞きました。

――山手線を走っているE231系500番台は今後、どうなるのでしょうか?

 中央・総武線各駅停車(千葉〜秋葉原〜新宿〜三鷹)へ順次投入されます。

――山手線のE231系500番台は車体に黄緑色の帯が施されていますが、中央・総武線各駅停車の電車は黄色です。元・山手線のE231系500番台も帯が黄色になるのでしょうか?

 はい。お客さまへのご案内上、中央・総武線各駅停車と同じ色になります。

――ほかに変わる部分はありますか?

 案内表示や放送の内容を中央・総武線各駅停車へ合わせたものにしているほか、列車を安全に運行するための保安装置を、山手線で使用している「D-ATC」から、中央・総武線各駅停車で使われている「ATS-P」と呼ばれるものに変更しています。

元・山手線の電車は、これからの中央・総武線各駅停車に最適?

――なぜ中央・総武線各駅停車に、山手線のE231系500番台を転用することになったのでしょうか?

 山手線などで使用している「TASC」方式のホームドアシステムを、2020年度末までに中央・総武線各駅停車の千駄ケ谷駅(東京都渋谷区)と信濃町駅(同・新宿区)へ導入する予定で、「TASC」に対応している元・山手線のE231系500番台の転用先として適していたためです(編注:「TASC」はTrain Automatic Stop Control system〈定位置停止装置〉の略。ホームドアとずれることなく、駅で定位置へ停車できるよう運転士をサポートする)。

――いま中央・総武線各駅停車には、どのくらい元・山手線のE231系500番台が走っているのでしょうか?

 2017年7月6日現在で10両編成2本、合計20両が走っています。最終的には10両編成52本、合計520両を、山手線から中央・総武線各駅停車に転用する予定です。

――では、E231系500番台が来ることによって、それまでの中央・総武線各駅停車の車両はどうなるのでしょうか?

 中央・総武線各駅停車の従来車両は、一部は継続使用し、一部は武蔵野線および川越・八高線に転用する予定です。

※ ※ ※

 山手線のE231系500番台は11両編成ですが、中央・総武線各駅停車では1両減った10両編成です。

 ちなみに、E231系500番台の前に、2005(平成17)年まで山手線で使われていた205系電車は、武蔵野線(府中本町〜西船橋)や仙石線(あおば通〜石巻)などに転用され、現在も走っています。

【写真】さらに昔の山手線車両 ホームに「現在はないもの」も

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