中古車の査定額、車体色でどれほど変わる? 色の人気と価格、比例するとは限らない?

中古車の査定額、車体色でどれほど変わる? 色の人気と価格、比例するとは限らない?

中古車査定 色で50万円差も

中古車の査定額、車体色でどれほど変わる? 色の人気と価格、比例するとは限らない?

中古車の査定額は車体色で異なるのか。写真はイメージ(画像:stocksolutions/123RF)。

中古車には、査定で高くなる車体色とそうでない車体色があります。どれほど影響するのでしょうか。多色展開されているクルマでは、状況が異なってくることもあるようです。

高くなる色は「パール系」

 クルマにはさまざまな車体色が設定されています。商用車では白や黒、シルバーといった色が主流ですが、一般の乗用車では10種類以上のカラーバリエーションが設定されていることもあります。

40万台から希望の中古車見つかります! 乗りものニュース中古車検索

 ただ、新車ではカラフルに展開されていたとしても、いざクルマを売却する際には、車体色が査定額に影響することもあるようです。中古車量販店「アップル」を全国で展開するアップルオートネットワーク(東京都中央区)に話を聞きました。

――中古車において、査定額が高くなるのはどのような車体色でしょうか?

 いわゆるパール系の色、なかでも「パールブラック」と「パールホワイト」です。この2色はオークション会場で人気がありますが、それ以外の色ですと、価格が下がる傾向にあります。

――逆に、査定額が安くなってしまうのは、どのような色でしょうか?

 たとえば黄色、緑、水色などでしょう。こうした色は新車においても台数が少なく、それと比例して中古車量販店でも引き合いが少ないといえます。

色によって査定額は50万円も変わる!?

――車体色によって査定額はどれほど変わるのでしょうか?

 そのクルマの価格帯によっても異なりますが、100万円から150万円のクラスでも、人気の色とそうでない色とでだいたい1割強くらい変わってきます。これが800万円から900万円のクラスとなれば、50万円ほど異なってくることもあります。

――多色展開されているクルマではいかがでしょうか?

 基本的にはパール系の黒と白が高くなる傾向は共通します。ただ、そのようなカラフルなイメージのある車種では、黒や白以外の特定色が人気になることもあります。

40万台から希望の中古車見つかります! 乗りものニュース中古車検索

※ ※ ※

 では、新車で人気の車体色と、査定で高くなる車体色は異なるのでしょうか。

 たとえばスズキハスラー」は、「パッションオレンジ」「サマーブルーメタリック」「チアフルピンクメタリック」(いずれもルーフ部分は白)など11色が展開されています。ディーラーであるスズキ自販東京(東京都練馬区)によると、「新車ではやはりカラフルなものを選ばれる方が多いです。『夏っぽい色』『秋っぽい色』など、季節によっても、よく売れる車体色が異なってきます」と話します。

「『ハスラー』の中古車を査定する場合、少なくとも当社では車体色による差はつけていません。人気の車体色が時期によっても異なってきますし、この車種は新車でも黒、白がそれほど多く出ていないからです。ただ、やはり高年式のクルマや、黒が人気のクルマ、たとえば『ワゴンR』や『スイフトスポーツ』などでは、黒を少し高くつけることもあります」(スズキ自販東京)

 ちなみに、世界的な塗料メーカーであるアメリカのアクサルタ コーティング システムズが1953(昭和28)年から毎年作成している「自動車人気色調査報告書」2016年版によると、日本で人気の車体色トップ3は白(34%)、黒(22%)、シルバー(13%)で、白はそのうち「パールホワイト」が27%を占めます。世界全体で見ると、1位はやはりホワイトの37%ですが、そのうち28%は「ソリッドホワイト」だそうです。

【画像】クルマの「人気色」、日本の状況は?

関連記事(外部サイト)